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DANGAN-B級決勝戦 金澤宣明、佐川遼ら優勝

2018年1月30日 21時26分

「DANGAN205」が30日、後楽園ホールで開催され、3階級でB級トーナメント決勝が行われた。メインのバンタム級は、西宮香風高で高校2冠の実績を持つ金澤宣明(ワールドS)が大嶋剣心(帝拳)と1-0のドロー。優勢点で優勝となった。

金澤(右)と大嶋の対決はドローに終わった

 金澤は大嶋の先制攻撃をしのぐと、2回からボディへの右ストレート、左フックで試合を組み立てる。その後は互いにワンツー、返しのフックを力いっぱい打ち込んで試合は白熱した。デビュー戦が負傷引き分けに終わった金澤は、後半に圧力をかけ続けたもののまたしても引き分け。大嶋は3勝3KO1敗1分。

 フェザー級は金澤と同じ東農大出身で国体2位のキャリアを誇る佐川遼(三迫)が技巧派サウスポーの諏訪佑(TEAM10COUNT)に判定勝ち。S・ライト級は片桐康喜(草加有沢)が関根翔馬(ワタナベ)に競り勝った。

 前座では、元アマ全日本女子選手権7連覇のOPBF女子フライ級王者、チャオズ箕輪(ワタナベ)はタイ人選手に快勝。デビューからの連勝を5(4KO)に伸ばし「次は世界戦ができると思っています」とアピールした。昨年6月にB級デビューした石澤開(M.T)も3連続KO勝利をマークした。

佐川(右)は丁寧な試合運びが功を奏した

◇バンタム級6回戦
金澤宣明(ワールドS)[引き分け1-0(58-56、57-57×2)]大嶋剣心(帝拳)

◇フェザー級6回戦(B級トーナメント)
佐川遼(三迫)[3-0(58-57、59-56、60-55)]諏訪佑(TEAM10COUNT)

片桐(右)はしぶとく攻めて競り勝った

◇S・ライト級6回戦(B級トーナメント)
片桐康喜(草加有沢)[2-1(58-57×2、57-58)]関根翔馬(ワタナベ)

◇48キロ6回戦
石澤開(M.T)[KO1回2分36秒]ナーヨックレック・シットサイトーン(タイ)

“世界前哨戦”に圧勝した箕輪

◇女子L・フライ級6回戦
チャオズ箕輪(ワタナベ)[KO2回1分23秒]スーパーボール・シットサイトーン(タイ)

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