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緒方汐音がマニラでWBA女子アジア王座獲得

2018年2月12日 0時42分

 WBA女子アジアL・フライ級王座決定8回戦は11日、フィリピン・マニラで行われ、OPBF女子L・フライ級2位、日本女子フライ級3位の緒方汐音(29=寝屋川石田)がフロイピック・モンテロ(フィリピン)を3-0の判定で下した。

 緒方は右を狙ってくるモンテロに対して、積極的に前に出て打ち合いを挑んだ。接戦となったが、緒方の攻勢が上回り、勝利をつかんだ。緒方は「まだまだ課題の残る試合だったので、うれしいのは勝った結果だけです。もっと練習して、さらに上のベルトを獲れるようにがんばります」と語った。

 高校、大学ではサッカー選手だった緒方はワイルドビートジムから寝屋川石田ジムに移籍した初戦の昨年9月30日、世界戦経験があるOPBF女子ミニ・フライ級王者、花形冴美(花形)とのノンタイトル戦で打ち合いを制して、2-0の判定勝ちをおさめる金星をあげており、デビュー7年目で初タイトルを獲得した。戦績は9勝2KO6敗。

 同じリングに登場したグリーンツダジムの日本フェザー級7位、中谷有利は地元選手に1回KO負け、16年の西日本フライ級新人王、那須亮祐は判定で敗れ、2人とも初の海外遠征は苦杯を喫した。=写真提供:寝屋川石田ジム=

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