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井上が4戦目で日本タイトル獲得、田口に3-0判定

2013年8月25日 19時17分

 日本L・フライ級タイトルマッチが25日、神奈川県のスカイアリーナ座間で行われた。20歳のスーパールーキー井上尚弥(大橋)はチャンピオンでWBA同級3位につける田口良一(ワタナベ)を3-0の判定で下し、プロ4戦目で日本タイトルを獲得した。スコアは97-94、98-93、98-92。田口は初防衛に失敗した。

井上(右)は終始優位に試合を進めた

 圧倒的なスピードを誇る井上は初回からコンビネーションを打ち込んだ。田口は早くもそのスピードに翻弄されかかったが、そこはさずがチャンピオン。ラウンドの終わりには浅いながらも右ストレートをを打ち込んで勝利への強い意欲をアピールした。

 2回からは田口がプレッシャーをかけ、井上が打ち終わりにカウンターを合わせた。井上は田口のディフェンスが固いと見るや、ボディブローを多用した。4回に入ると井上の動きが躍動する。フットワークからビシビシとジャブを打ち込み、上下にもスムーズにパンチを打ち分けた。

 3回あたりで少し落ちたかに見えた田口はこのままズルズルいくかと思われたが、後半に入ると元気を取り戻す。右ストレート、左フックで井上に襲い掛かると試合は徐々にヒートアップ。7、8回に入ると井上もややラフになりながら気持ちを前面に出して攻撃し、9、10回は互いに力を出し尽くす総力戦。敗者の田口に大きな拍手の起きた試合となった。井上は4勝3KO無敗。田口は18勝8KO2敗1分。

◇バンタム級8回戦
齊藤裕太(北澤)[6回1分45秒負傷引き分け0-1(56-58、57-57×2)]古藤功徳(折尾)
 30日に37歳定年を迎える古藤はこれがラストファイト。前に出る2012年新人王の齊藤をうまくいなしてミスブローを誘ったが最後まで決定打はなし。2回に齊藤が負った傷が原因で試合は終わった。

◇フェザー級8回戦
片桐秋彦(川崎新田)[3-0(79-74、79-73×2)]後藤俊光(金子)
 前戦でジョニー・ゴンサレスと拳を交えた片桐は日本7位のサウスポー後藤と対戦。片桐は初回から右ストレートをよく当て、左ボディブローにもつなげた。後藤は3回から前に出て手数をそろえたが、5回以降は再び片桐ペース。アッパーも効果的だった。

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