吉野修一郎が6.14防衛戦 セミで勅使河原vs帝里
2018年4月13日 0時06分
2018年4月12日 20時36分
WBOアジアパシフィック・ウェルター級タイトルマッチが12日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のメインで行われ、王者の小原佳太(三迫)が挑戦者アルビン・ラガンベイ(比)に2回2分36秒KO負け。2度目の防衛に失敗した。
スタートはサウスポースタイルのラガンベイがグイグイ前に出て、盛んに左を打ち込んでいった。WBO同級6位、IBF9位にランクされる小原はこれをバックステップでしのぐと、1分すぎに左を外して左フックを決めて早速ダウンを奪った。
ダメージのなかったラガンベイは立ち上がると再びエンジンをふかし、ラフに小原に襲い掛かった。2回には左をヒットさせ、さらに左を叩き込んでホールを沸かせる。しかしまさかこのあと、衝撃的なシーンが訪れるとは予想できなかった。
打ち疲れの見えるラガンベイに対し、小原が距離を詰めて左を打ち込む。すると同時にラガンベイの左が炸裂し小原がキャンバスにばったり。気が付けばラガンベイも倒れており、ダブルノックダウンとなった。
ラガンベイがすぐに立ち上がったため、福地レフェリーは小原の前でカウントを数える。小原のダメージは深刻。辛うじて10カウントで立ち上がったが、レフェリーに抱き抱えられて試合は終わった。
16年9月のIBF世界S・ライト級タイトルマッチ以来の黒星となった小原は19勝17KO3敗1分。昨年11月の斎藤一貴(角海老宝石)戦に敗れていたラガンベイは殊勲の勝利。戦績は9勝8KO3敗。
打たれて前に出たのが裏目に…
試合後の小原は「世界戦で打たれて引いた負けたので、今度は出ようと思っていた。それが頭にあったけど、ダメですね…」とコメント。ラガンベイは斎藤との試合を右構えでファイトしており、三迫会長は「相手はパンチがあったし、いきなり左というのもありましたけど。ちょっと勝負を急いだかな」と小原をかばった。
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