メヒコの新鋭、21連続KOのエルナンデスに熱視線
2018年10月17日 11時06分
2018年10月17日 10時47分
J・ウェルター級(S・ライト級)の名王者アントニオ・セルバンテス(コロンビア)らを擁して1970年代から90年代にかけて腕を振るった南米ベネズエラのマネジャー、ラミロ・マチャド氏が先週土曜日13日、居住するマラカイで亡くなった。88歳だった。
マチャド氏は自身の会社「ラマコール」を設立してボクシング業界に参入。すでに40戦以上こなしていたセルバンテスの権利を買い取ると72年10月、WBA・J・ウェルター級王者アルフォンソ・フレージャー(パナマ)に挑戦させ、見事王座奪取。
その後セルバンテスは連続10度の防衛を果たし、ライオン古山、門田新一の日本人挑戦者も撃退した。セルバンテスは2度目の王座時代も6度防衛する名王者となった。
セルバンテスのほか、WBA・J・フェザー級(S・バンタム級)王者リカルド・カルドナ(コロンビア)をマネージし韓国、日本へも進出。後年は軽量級王者レオ・ガメス(ベネズエラ)らを手がけ、来日経験も多かった。いかにも負けん気の強そうな風貌で、南米の大立者と業界で畏怖された。
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