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ベルチェルトvsローマン WBC・S・フェザー級もあす

2018年11月3日 11時02分

 王者ミゲール・ベルチェルトvs挑戦者ミゲール“ミッキー”ローマンのメキシコ人同士によるWBC世界S・フェザー級タイトルマッチの計量が2日行われ、両者とも129.6ポンド(58.79キロ)をマーク。リミット130ポンドをクリアした。試合は明日3日(日本時間4日)米テキサス州エルパソのドン・ハスキンス・センターで挙行される。

王者ベルチェルト(左)にローマンが挑む

 26歳と充実期を迎えるベルチェルト(34勝30KO1敗)はプロサッカー選手からボクシングに転向。4年前、伏兵ルイス・フローレス(コロンビア)に不覚の初回KO負けを喫したものの、その後勝利を重ね昨年1月、同国のフランシスコ・バルガスをストップして王座奪取。V1戦で三浦隆司を破り、今回が4度目の防衛戦。体格、強打、年齢が支持され、賭け率8-1で有利を予想される。

 対するローマン(32)はこれまで60勝47KO12敗の叩き上げ。バルガスvsベルチェルトのリングで三浦に最終12回KO負け。その後復調し昨年12月、元王者オルランド・サリド(メキシコ)を9回TKOで下し指名挑戦者に就いた。

 メキシコ・シウダーフアレス出身で国境を接するエルパソはホームタウン同然。お馴染みのルディ・エルナンデス・トレーナーとのコンビでアップセットを目指す。

 メキシコではベルチェルトを擁するTVアステカ、ローマンの試合を放映するテレビサが試合を中継。カネロ・アルバレス戦並みの盛り上がりを見せる。Photo/Zanfer Promotions

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