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力石政法が世界前哨戦に3回KO勝ち 帝尊康輝は初代日本S・ミドル級王者に ヘビー級 但馬は初の判定勝利

2023年6月11日 10時09分

「3150FIGHT SURVIVAL Vol.5、Vol.6」は10日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第2競技場で行われた。Vol.5のメインとなったヘビー級8回戦は、日本同級王者の但馬ミツロ(KWORLD3)がルイス・マリン(ベネズエラ)に判定勝ち、デビュー以来の1ラウンドKO記録はストップした。

但馬は7回にダウンを奪ってキャリア初の判定勝ち

 セミの日本S・ミドル級王座決定戦は、同級2位の帝尊康輝(一力)が同級1位の野中悠樹(渥美)を判定で下して、初代王者になった。元東洋太平洋ミドル級王者の帝尊は5年半ぶりにタイトルホルダーとなった。45歳の野中は昨年8月、WBOアジアパシフィック・ミドル級王座陥落に続き連敗となった。

帝尊(左)がサウスポー対決を制して日本S・ミドル級王者に

 Ⅴol.6の60.7キロ契約10回戦は、WBOアジアパシフイックS・フェザー級王者、力石政法(緑)が世界前哨戦として世界戦の経験があり、23勝21KO5敗のリカルド・ヌニェス(パナマ)と対戦。力石は右ジャブをヒットしてヌニェスを後退させ、3回にボディアッパーをヒットしてダウンを奪い、ヌニェスは立ち上がれなかった。

力石は世界前哨戦に快勝

 力石は「試合内容はいまひとつ。後手に回ったところもあった。世界戦はタイミング次第」と語り、WBO世界S・フェザー級チャンピオン、マヌエル・ナバレッテ(メキシコ)の名前を対戦したい相手に掲げた。亀田興毅プロモーターは「秋にでも実現したい」と力石の戴冠に前向きだった。

■3150FIGHT SURVIVAL Vol.5
◇ヘビー級8回戦
但馬ミツロ(KWORLD3)[3-0(77-74、78-73×2)]ルイス・マリン(ベネズエラ)

◇日本S・ミドル級初代王座決定8回戦
帝尊康輝(一力)[3-0(97-93×2、98-92)]野中悠樹(渥美)

◇女子フライ級6回戦
池本夢実(琉球)[3-0(59-55×2、58-56)]緒方汐音(KWORLD3)

■3150FIGHT SURVIVAL Vol.6
◇60.7キロ10回戦
力石政法(緑)[KO3回2分16秒]リカルド・ヌニェス(パナマ)

◇S・フェザー級8回戦
奈良井翼(RK蒲田)[TKO2回1分31秒]デッチャディン・ソーンシリスッパティン(タイ)

◇S・フェザー級8回戦
吉田京太郎(ワタナベ)[3-0(77-74×3)]岩﨑圭祐(オール)

◇ライト級8回戦
竹嶋宏心(KWORLD3)[3-0(77-74×2、78-71)]樋口和輝(ARITOMI)

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