救急搬送の前王者スティーブンソン「容体は安定」
2018年12月4日 12時22分
2018年12月3日 20時47分
OPBFフェザー級タイトルマッチが3日、後楽園ホール「第66回フェニックスバトル」のメインイベントで行われ、チャンピオンの清水聡(大橋)が挑戦者6位の上原拓哉(アポロ)に3回1分26秒TKO勝ち。4度目の防衛に成功するとともに、デビューから8連続KO勝利を飾った。
無敗サウスポーという共通項はあったが、IBF3位、WBC6位にランクされるロンドン五輪銅メダリスト、清水は役者が違った。
サークリングしながら様子をうかがう上原に対し、ジワジワとプレッシャーをかける清水は2回、強烈なワンツーで早くもダウンを奪う。この回、さらに2度目ダウンを追加し、あとはフィニッシュを待つだけとなった。
3回、上原はなんとか反撃しようとしたが、清水が最後は右フック、左ストレートを決めると上原がキャンバスに落下。主審が試合を止めた。
快勝の清水は「今日の内容は自分でもいいと思う。キレがあった。今までで一番よかったと思う」と納得の表情。大橋秀行会長は世界について「チャンスがあればいつでもいく」とゴーサインを出した。プロ初黒星を喫した上原は16勝10KO1敗。
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