英国のマンチェスターで明日22日（日本時間23日）ゴングとなるIBF世界フェザー級タイトルマッチの計量が21日行われ、王者ジョシュ・ウォーリントン（英）が125.75ポンド（57.04キロ）、挑戦者カール・フランプトン（英）が125.5ポンド（56.93キロ）を計測。リミット126ポンドをクリアした。

　ウォーリントン（27勝6KO無敗＝28）は5月に地元リーズでリー・セルビー（英）から奪ったベルトの初防衛戦。一方、元S･バンタム級とフェザー級統一王者であり実績で勝るフランプトン（26勝15KO1敗）はWBOフェザー級暫定王者としてこの試合に挑む。

　身長170センチで約5センチ、フランプトンを上回るウォーリントンが体格を生かしたボクシングで乗り切るか、またパワーで勝ると思われる挑戦者が約2年ぶりに正規王座に君臨するか。ペース争いが注目される。

　同じリングで村田諒太（帝拳）とタイトルをかけて2度対戦した元WBAミドル級正規王者アッサン・エンダム（カメルーン＝フランス）がWBC同級2位マーティン・マーレイ（英）とミドル級12回戦。エンダムは157.5ポンド（71.44キロ）、マーレイは159.75ポンド（72.46キロ）をマーク。

　またドーピング違反が発覚して王座を返上した前WBOミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース（英）がチャールズ・アダム（ガーナ）と8回戦を予定している。