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三浦隆司5.7再起戦「ベルトにこだわりたい」

2016年4月6日 17時54分

 前WBC世界S・フェザー級王者で現同級1位の三浦隆司(帝拳=写真右)が5月7日、後楽園ホールの「第549回ダイナミックグローブ」に登場。昨年11月に米ラスベガスでフランシスコ・バルガス(メキシコ)に9回TKO負けで5度目の防衛に失敗して以来のリングに上がる。同じ興行には、元WBC世界フライ級王者で現WBO同級3位の五十嵐俊幸(帝拳=写真左)も出場。対戦相手はともに決まっていない。

 世界王座から陥落した三浦(29勝22KO3敗2分)が約半年ぶりのリングに上がる。前回のバルガス戦は現地でも話題を呼ぶ激闘となり、全米ボクシング記者協会をはじめ各メディアがこぞって年間最高試合に選出したが、試合は負けであり、本人にとっては不本意な内容だった。

 王者バルガスは6月4日、元WBO王者オルランド・サリド(メキシコ)と初防衛戦が決まっていることもあり、三浦は「目指すは世界チャンピオンしかない。バルガスよりもベルトにこだわりたい」と世界王者返り咲きを強調。再起戦については「負けたら終わり、崖っぷちだと思っている。でも慎重になりすぎるのもよくないので、自分のボクシングをしたい」と抱負を語った。

 一方、五十嵐(21勝11KO2敗2分)は2013年4月に八重樫東(大橋)に敗れ世界王座を失って以降、これが6戦目。これまではS・フライ級に上げて2階級制覇を目指していたが、今回は3年ぶりにフライ級での試合になる。昨年11月の試合は5回負傷判定のドロー。再起後5戦のうち4試合が負傷判定試合といま一つ波に乗れないが、今回は田中繊大トレーナーとの新コンビを組み、再び世界の舞台に立つためのアピールを目指す。

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