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デゲールが引退表明 英国で元王者の引退相次ぐ

2019年3月1日 14時20分

 先週土曜日23日ロンドンでクリス・ユーバンクJr(英)に敗れた元IBF世界S・ミドル級王者ジェームズ・デゲール(英)が28日、現役引退をアナウンスした。デゲールは2009年2月28日プロデビュー。「今日でプロデビューしてちょうど10年。節目の日にボクシングから引退を発表する」とツイッターで発信した。

ドローに終わった17年1月のIBF・WBC王座統一戦、左がデゲール

 北京オリンピック金メダリストからプロ入りしたデゲール(33)は英国王者、欧州王者を獲得した後、15年アンドレ・ディレル(米)との決定戦を制してIBF・S・ミドル級王座を獲得した。

 同王座を3度防衛後、17年に伏兵キャレブ・トゥーアックス(米)に判定負けで王座を失ったが翌年に奪回。その後ベルトを返上していた。自国のライバル、ユーバンク戦は2度ダウンを喫し0-3判定負け。限界を悟ったようだ。最終戦績は25勝15KO3敗1分。

 英国はここ1年足らずで、デビッド・ヘイ、トニー・ベリュー、ジョージ・グローブスとリングを沸かせた元世界チャンピオンたちが現役を退いている。Photo/SUMIO YAMADA

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