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竹迫司登あす日本ミドル級V2戦 11連続KOなるか

2019年3月1日 14時57分

 あす2日後楽園ホールでゴングとなる「ダイナミックグローブ」の計量が1日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインの日本ミドル級タイトルマッチは、王者の竹迫司登(ワールドS)と挑戦者1位の加藤収二(中野サイトウ)がともに72.3キロをマークし、リミットの72.5キロをクリアした。

王者竹迫(左)に初タイトル戦のサウスポー加藤が挑む

 関西学生リーグの龍谷大からプロに進んだ竹迫はデビューから10連続KO勝ち。パーフェクトレコードのチャンピオンは「インパクトのある倒し方をしたい」と今回も当然KOを狙っている。

 心配材料をあえて探すとすれば、加藤がサウスポーであることか。というのも、10試合中、9試合を3回で終わらせている竹迫が、唯一7回まで試合をしている相手がサウスポー。ただし、これも最後は倒しているから“苦手”というには無理がある。

 1月に同門の井上岳志がWBO・S・ウェルター級王座に挑戦。アメリカまで同行した竹迫は、井上の戦いぶりを目の当たりにして「結果を出していけば遠すぎる舞台ではないと思った」と世界への意識を高めた。充実のチャンピオンにとって今回のV2戦は世界への通過点だ。

 挑戦者の加藤(9勝6KO1敗1分)は17年、3度目の挑戦で全日本新人王を獲得し、昨年の挑戦者決定戦で前王者の西田光(川崎新田)に勝利して日本タイトルマッチ初挑戦のチャンスを手に入れた。

 アイドル好きが高じてAKBカフェのキッチンで働く加藤は「不利と言われれば、言われるほど燃えてくる。勝って人生を変える」とやる気満々。あすは350人ほど集まるという大応援団の前で、アップセットを起こすつもりだ。

 セミは日本L・フライ級9位の大野兼資(帝拳)と元日本ランカーの山口隼人(三迫)によるL・フライ級6回戦。ほかに元高校4冠、高橋拓磨(ワールドS)、駒沢大出身の南出仁(セレス)が8回戦を行う。

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