辰吉寿以輝が11連勝 初の1回TKO勝ちに納得
2019年4月5日 23時49分
2019年4月5日 15時53分
あす6日後楽園ホール「ダイナミックグローブ」のメインで行われる日本S・ライト級タイトルマッチの前日計量が日本ボクシングコミッションで行われ、王者の細川バレンタイン(角海老宝石)が63.2キロ、挑戦者1位の井上浩樹(大橋)が63.4キロでリミットの63.5キロをクリアした。
3度目の防衛戦で最強挑戦者を迎える細川(24勝11KO6敗3分)は昨年3月、外資系金融機関を退社して以降、2部練習を取り入れて実力をアップ。「最初の1年を乗り切ろうと思って1年たった。(会社を辞めた)こっちのほうが充実している」との言葉通り、表情は自信に満ちていた。
いまをときめく井上尚弥&拓真兄弟の従弟で元トップアマ、デビュー以来12連勝(10KO)をマークしている井上に関しては「強い、デカい」と高く評価。その上で「彼は僕くらいのレベルの選手とやったことはない。僕もサウスポーであの身長の選手とはやったことがない」と今回の試合が自分にとっても井上にとっても“未知の世界”であることを強調した。
37歳のベテラン王者は「僕がファンの立場でも見てみたい試合。ふたを開けてみないと何が起きるか分からない」と試合そのものもしっかりアピール。チケットはほぼ完売で、わずかなに当日券を残すのみだ。
一方、タイトル初挑戦となる井上もひょうひょうとした様子で「普段と変わらないですよ」と涼しい顔だったが、「でも、勝ちたい気持ちはいつもより強い」と本音もチラリと見せた。
細川とは3年ほど前にスパーリングをしているが、「(あのときと)変わってなければチャンピオンになっていない」と参考にせず、「中に入らせないようにするだけ」と自らのボクシングを貫く決意。試合後は「パスポートを取りたい」と、日本王者になって尚弥のWBSS準決勝(5.18英グラスゴー)に乗り込む姿をイメージした。
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