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中谷正義が計量合格 あすロペスとIBF挑戦者決定戦

2019年7月19日 9時37分

 あす19日(日本時間20日)、米メリーランド州オクソンヒルでゴングが鳴るIBF世界ライト級挑戦者決定戦の前日計量が現地で行われ、同級3位の中谷正義(井岡)と4位のテオフィモ・ロペス(米)がともに134.4ポンド(60.96キロ)でリミットの135ポンド(61.23キロ)ポンドをクリアした。プロモーターはトップランク。試合の模様はESPN+で全米に中継される。

180cmの中谷(右)が身長では圧倒的に優位だ

 30歳の中谷は18勝12KO無敗。OPBF王座を11度防衛しており、国内では敵なし。村田諒太の王座奪回戦を観戦して大いに刺激を受けたという中谷は「初回からアグレッシブに攻めて相手を圧倒したい。同時にロペスは動き回る選手だから慎重に対処したい。アメリカでこれまで培った実力を披露したい」と会見で発言。そして「身長とリーチを生かした戦法で戦わなければいけない」と決意を語った。下の動画は出発前に国内で撮影。

 21歳のロペスは13勝11KO無敗。リオデジャネイロ五輪に両親の祖国であるホンジュラス代表として出場した元トップアマで、トップランクが期待をかけるホープだ。これまで「ボディー打ちで倒す」など不敵な発言をしてきたが、試合が近づき「中谷は私がプロデビューする前から12回戦を戦っていた。彼はたくさんの経験を積んでいる」とOPBF王者をリスペクトするコメント。

 それでも「初のメインイベントで張り切っている。彼の経験を私の才能が打ち破る。誰も世界王者への道を妨げる者はいない」と自信を隠せない。

 中谷の知名度が海外で低いこともあり、下馬評は圧倒的に不利。逆境を乗り越え殊勲のアップセットに期待が集まる。現在のIBFライト級王者はリチャード・コミー(ガーナ)。Photo by Mikey Williams/Top Rank

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