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ムンギア3試合ぶりTKO勝ち WBO・S・ウェルター級V5

2019年9月15日 16時46分

 米ロサンゼルス近郊カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク(旧称スタブハブ・センター)で14日(日本時間15日)ゴングが鳴ったWBO世界S・ウェルター級タイトルマッチは、王者ハイメ・ムンギア(メキシコ=写真)が挑戦者12位パトリック・アロティ(ガーナ)に4回2分18秒KO勝ち。3試合ぶりのストップ勝ちで5度目の防衛に成功した。

ムンギアは3回にアロティを沈めた

 チーフセコンドに同郷のレジェンド、エリク・モラレスが就いたムンギア(22)が出だしからプレスをかけアロティ(28)はサイドステップで抵抗。ミスブローも目立つが、前回のホーガン、前々回の井上岳志との防衛戦よりも動きがシャープ。2回、ムンギアは左ボディーでアロティを後退させ主導権を握る。

 3回、左右連打で挑戦者をコーナーへ送ったムンギアが左アッパーを見舞うとアロティはダウン。ラウンド終了前際、王者は連打でまた倒す。4回、左を痛打したムンギアはボディー打ちで追い込む。またもメキシカンが仕掛けるとアロティは自らヒザを着き戦意喪失。主審がカウントを数えるとコーナーが棄権をリクエストした。

 ムンギアは34勝27KO無敗。試合前に口にしたようにS・ウェルター級を卒業してミドル級進出の計画があるが、「もう少し様子を見ながらチームと決断する」と語るにとどめた。アロティは40勝30KO4敗。

ディザーン(右)はS・ミドル級の2冠を獲得

 同じリングのWBC女子世界S・ミドル級タイトルマッチは、フランチョン・クルーズ・ディザーン(米)が挑戦者マリセラ・コルネホ(米)に10回3-0判定勝ち。スコアは98-92×2、97-93。WBC王座を防衛、空位のWBO王座を獲得し2冠統一王座に就いた。Photos: Tom Hogan-Hoganphotos/Golden Boy

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