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2019年11月7日木曜日

井上尚弥記録集 歴代王者の中でも群を抜くKO率

 ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝、井上尚弥vs.ノニト・ドネアがいよいよ今日7日、午後9時ごろさいたまスーパーアリーナでゴングとなる。今回はより試合を楽しむために、日本人選手の世界タイトルマッチにおけるいくつかの記録を紹介したい。(写真は井上の世界戦から)。

井上、日本最短の6戦目で世界タイトル獲得(ボクシングニュース)

世界王座初戴冠のエルナンデス戦。もちろんKO

 下に並べてみたのは、日本人世界王者の世界戦の試合数、勝利数、KO勝利数、連続KO数、最短KO勝利の5つ。試合数のトップは現役4階級制覇王者の井岡一翔。世界戦の数が増えた近年の世界チャンピオンが多くランク入りしている。その中でV13のレコードホルダー、具志堅用高が多くランク入りしているのは特筆に値するだろう。

 井上が突出しているのはKOにまつわる記録だ。KO勝利数の12、連続KO勝利数8、最短KOの1回1分10秒は日本人トップ。KO勝利数は今後増えることが確実で、連続KOと最短KOも記録を更新する可能性があり、完全に独走状態だ。ちなみに世界戦KO勝利率を計算してみると92.3%。他を大きく引き離している。

 はたして井上の14試合目となる世界戦はどのような結末を迎えるのか。ドネアにKO勝ちすれば、もちろん記録更新ということになる。

米国デビュー戦でニエベスをKO Photo/SUMIO YAMADA

■世界戦試合数
1 井岡一翔 18 WBC&WBAミニマム級、WBA・L・フライ級、WBAフライ級、WBO・S・フライ級
2 長谷川穂積 16 WBCバンタム級、WBCフェザー級、WBC・S・バンタム級
  高山勝成 16(うち無効試合1) WBC、WBA暫定、IBF、WBOミニマム級
4 具志堅用高 15 WBA・J・フライ級
  山中慎介 15 WBCバンタム級
6 内山高志 14 WBA・S・フェザー級
  亀田興毅 14 WBA・L・フライ級、WBCフライ級、WBAバンタム級
  ホルヘ・リナレス 14 WBCフェザー級、WBA・S・フェザー級、WBC&WBAライト級
  渡辺二郎 13 WBA、WBC・J・フライ級
9 輪島功一 13 WBC、WBA・J・ミドル級
  小熊正二 13 WBCフライ級 2度
  西岡利晃 13 WBC・S・バンタム級
  井上尚弥 13 WBC・L・フライ級、WBO・S・フライ級、WBA&IBFバンタム級

■世界戦勝利数
1 井岡一翔 16
2 具志堅用高 14
3 長谷川穂積 13
  山中慎介 13
  井上尚弥 13
6 渡辺二郎 12
  亀田興毅 12
  内山高志 12
9 徳山昌守 11
10 高山勝成 9

■世界戦KO勝利数
1 井上尚弥 12
2 内山高志 10
3 具志堅用高 9
4 山中慎介 9
5 渡辺二郎 8
  長谷川穂積 8
  井岡一翔 8

■世界戦連続KO勝利数
1 井上尚弥 8
2 具志堅用高 6
3 長谷川穂積 5
  山中慎介 5
  内山高志 5

70秒の最短KO記録を樹立したパヤノ戦

■世界戦最短KO勝利(初回)
1 井上尚弥 1回1分10秒(2018.10.7 フアン・カルロス・パヤノ戦)
2 平仲明信 1回1分32秒(1992.4.10 エドウィン・ロサリオ戦)
3 井岡一翔 1回1分38秒(2011.12.31 ヨードグン・トーチャルンチャイ戦)
4 川嶋勝重 1回1分47秒(2004.6.28 徳山昌守戦)
5 輪島功一 1回1分49秒(1972.5.7 ドメニコ・チベリア戦)
6 井上尚弥 1回1分52秒(2018.5.25 ジェイミー・マクドネル戦)
7 海老原博幸 1回2分7秒(1963.9.18 ポーン・キングピッチ戦)
8 長谷川穂積 1回2分28秒(2009.7.14 ネストール・ロチャ戦)
9 比嘉大吾 1回2分32秒(2018.2.4 モイセス・フエンテス戦)
10 長谷川穂積 1回2分37秒(2009.3.12 ブシ・マリンガ戦)
11 山中慎介 1回2分40秒(2013.8.12 ホセ・ニエベス戦)
12 柴田国明 1回3分4秒(1971.6.3 ラウル・クルス戦)
13 浜田剛史 1回3分9秒(1986.1 レネ・アルレドンド戦)