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ジェイコブス戦はL・ヘビー級で挙行

体重超過常習犯チャベスJr また設定体重変更 
ジェイコブス戦はL・ヘビー級で挙行

2019年12月20日 8時35分

 二世ボクサー、フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ=元WBCミドル級王者)がまたやった――。明日20日(日本時間21日)米アリゾナ州フェニックスで予定される前ミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(米)戦を前に19日行われた計量で172.7ポンド(78.33キロ)をマーク。試合はS・ミドル級リミット168ポンドで行われる運びだったが、急きょL・ヘビー級リミット175ポンド2ポンドアンダーの173ポンドに変更して挙行される。ジェイコブスは167.8ポンド(76.11キロ)で“合格”している。

ジェイコブス(左)はチャベスの体重超過を容認した

 記者会見でチャベスJrは「正直、私はダイエットが苦手なんだが……」と語っていたが、今回もS・ミドル級リミットを大幅にオーバー。これまでも何度か直前に契約体重を自分の都合で変更してきた前科があるチャベスJrは失態を繰り返した。しかしジェイコブス側が承諾しゴングが鳴る。ハンディを負うジェイコブスだが、予想賭け率は16-1と大きく米国人有利と出ている。

 同じリングで行われるWBCフライ級王座決定戦は1位フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)がリミットの112ポンド(50.80キロ)、2位で元王者のクリストファー・ロサレス(ニカラグア)が111.3ポンド(50.48キロ)で合格。前王者チャーリー・エドワーズ(英)が返上した王座を争う。

 また統一戦に敗れWBO・S・ライト級王座を失ったモーリス・フッカー(米)が再起戦を行う。プロモーターはマッチルーム・ボクシング。ストリーミング配信DAZNが全米に中継する。Photo by Ed Mulholland/Matchroom Boxing USA

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