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いきなりWBC・S・バンタム級挑戦者決定戦か

元バンタム級王者“問題児”ネリが3.28復帰 
いきなりWBC・S・バンタム級挑戦者決定戦か

2020年2月10日 10時53分

 元WBCバンタム級王者で体重超過の常習犯、ルイス・ネリ(メキシコ=写真)が3月28日、米ラスベガスのパークシアターで開催される「ショータイム・ボクシング・スペシャルエディション」に出場、同胞のアーロン・アラメダとWBC・S・バンタム級挑戦者決定戦を行うと、ESPNなど米メディアがイベントを中継するショータイムの話として伝えた。

 ネリは2017年8月、V12王者の山中慎介を4回TKOで下して王座を獲得。その後、ドーピング違反が発覚する騒ぎとなり、18年3月の山中との再戦では、前日計量に失格して王座をはく奪された(試合はネリの2回TKO勝ち)。

 その後、同年10月に復帰して4連勝をマーク。しかし19年11月、前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とのWBCバンタム級挑戦者決定戦の前日計量でまたしても体重超過により失格。試合は中止になった。

 “問題児”ネリはWBCのS・バンタム級でランク入りしておらず、クラスを上げていきなりの挑戦者決定戦出場となれば、WBCの大甘裁定という印象。30勝24KOのネリに対し、WBC12位のアラメダは25勝13KOで同じく無敗。WBC同級チャンピオンはこちらもメキシコのレイ・バルガス。

 同じリングではヘビー級10回戦で、昨年9月に元同級統一王者タイソン・フューリー(英)と12ラウンド戦って敗れたオト・ヴァリン(スウェーデン=20勝13KO1敗1無効試合)が登場。一度はWBAヘビー級王座を獲得しながらドーピング違反で王座をはく奪された経験を持つ40歳、ルーカス・ブラウン(豪=29勝25KO2敗)を迎える。

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