ウォーリントンvs.シュ フェザー級統一戦内定か
2020年3月26日 23時45分
2020年3月26日 13時02分
WBO世界フライ級王座を返上、S・フライ級で4階級制覇を目指す田中恒成(畑中)がライバルとなるS・フライ級王者たちについて語った。指名挑戦権を得ているWBO王者、井岡一翔(Reason大貴)については?
■S・フライ級世界王者
WBAスーパー ローマン・ゴンサレス(帝拳=ニカラグア)
WBC フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
IBF ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)
WBO 井岡一翔(Reason大貴)
──ゴンサレスが勝ちましたね(2月29日のWBA王者カリド・ヤファイ戦)。
田中 試合はちらりと見たんですが、いわゆる強かった頃の強さが戻ったような印象がしました。ヤファイも大きかったですが、ロマゴンはコンビネーションの流れがすごくいいですよね。特別速いわけじゃないけど、対応するのが大変な回転。またその数が多い。まとめてくるので、あれ全部に対応するのは難しいな」
──井岡一翔選手はどうですか。
田中 井岡選手は守りと言うイメージが強いので、崩しにくさがある印象です。ただそれが(最近は)攻撃に力を入れてシフトしてきたので、そのぶん、守りの壁については崩しやすくなっているのではないかと。
──WBO1位にいるわけで、路線としては最も現実的です。過去にスパーリングは一度だけ?
田中 そうです。高校3年のインターハイの直前です。興國高校に合宿に行っていて、最後の日かな、俺だけ石原(英康)先生と一緒に(井岡ジムに)行ったんです。鼻血が出ました。4ラウンドやって。すげぇ強いなと思いました。だからその時の印象が今も残っているということではないんですが。
──エストラーダアンカハスは?
田中 エストラーダは総合力。誰が相手でも対応する、うまい選手。一番評価は高めですけど、でも、そういう万能型だからこそ勝負のしようはいくらでもあると思っています。アンカハスはあんまり分からないです」
※田中恒成のロングインタビューは現在発売中のボクシング・ビート4月号に掲載中。井岡一翔のインタビューもあり。
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