WBOアジアパシフィック・ミドル級王者の野中悠樹が27日、出身の兵庫県尼崎市からスポーツ特別賞の表彰を受けた。また、井岡弘樹ジムから渥美ジムに移籍したことを明らかにした。

　野中は「この度は、このような賞を頂けることとなり大変嬉しく思います。現在、新型ウイルスなどで大変なときですが、同世代の方への刺激となり、皆様がちょっとでも頑張ろうと思って頂ければ幸いです」との声明を発表した。

　さらに移籍については「念願の世界初挑戦、初奪取を実現させるため、環境を変えることに決めました。また古巣のジムに戻ってくることとなり、改めて受け入れて下さった渥美会長には本当に感謝しています。以前渥美ジムにいたときは4年間無敗を貫きましたのでその流れをもう一度掴み世界まで突き進んで行きます！」と決意表明した

　野中は昨年2月、細川チャーリー忍（金子）を下してWBOアジアパシフィック&OPBFミドル級王座を獲得（その後OPBF王座は返上）。昨年11月にはアメリカのプロモート会社、GCPと契約したことを発表している。写真提供＝渥美ジム