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アフマダリエフ「岩佐の実力は侮れない」 S・バンタム級2冠戦迫る

2021年4月1日 15時29分

 IBF世界S・バンタム級暫定王者の岩佐亮佑(セレス)とIBF正規&WBAスーパー王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)の試合が迫ってきた。ウズベキスタンの首都タシケントで開催される統一戦のゴングは日本時間4日未明。ボクシング・ビート4月号より、本誌米国通信員の三浦勝夫氏がアフマダリエフに行ったインタビューをお届けする。

こちら岩佐は現地で最終調整中

――岩佐の印象を教えてください。

「いい選手。指名挑戦者に値する力を持っていて個々のクオリティが高い。彼の試合はトレーナーと一緒にユーチューブを観ながら研究しています。何試合? 数は憶えていませんが、かなりの試合を観ました」

――岩佐の長所は何だと思いますか?

「左が抜群に強い。長い距離で戦えること。そして後半になってもパンチ力が衰えない。栗開けしますが、IBFの暫定チャンピオンですから実力派侮れません」

――サウスポー同士の対戦ですが苦になりませんか?

「ノー。私はオリンピック銅メダル、世界選手権で銀メダルの実績があるのでサウスポーを苦手にしていません。でもこれはプロの試合ですからパワーを強調して戦いたい」

――あなた自身はパワーが持ち味だと?

「ええ、パンチ力に自信があります。それとアマチュア時代からのトレーニングで規律を守れること。そして打撃戦が好きですね」

――勝利をつかむキーポイントは何だと思いますか?

「いいトレーニングをこなすことに勝るものはないと思います。精神、フィジカル面の両方を万全に仕上げること。この試合に限らず、どの試合もキャンプの充実度が勝敗の決め手だと信じています」

 このインタビューは試合の1ヶ月ほど前に行われた。アフマダリエフは凱旋試合に大きな自信を持っている様子だが、海外で3試合目となる岩佐も自信を持ってウズベキスタン入りしている。試合の模様はDAZNで日本時間3日(土)23時からライブ中継される。

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