2020年4月7日火曜日

王者フューリー「ワイルダーには失望した」 
ヘビー級ビッグマッチ 第3戦に向け前哨戦開始

 WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英)が同国のラジオtalkSPORTに出演。第3戦を行う予定になっている前王者デオンテイ・ワイルダー(米)をこき下ろした。

2月の第2戦はフューリーが圧勝した

 両者は2018年12月に対戦してドロー。大きな注目を集めた今年2月の再戦は、フューリーがワイルダーを圧倒して7回TKO勝ちを収めた。この第2戦に関してフューリーは「ワイルダーへの挑戦には失望した」とライバルをバッサリ切り捨てた。

 12ラウンドのファイトに備えて「地獄のような10週間のトレーニングキャンプ」をして「この惑星で最高のボクサーと戦う準備をしてきた」というフューリーにとって、不甲斐ないワイルダーのパフォーマンスは期待外れだったということだ。

 さらには、ワイルダーの試合後のコメントも引き合いに出し、「たぶん入場コスチュームが重くて足が動かなかったのだろうし、風邪をひいていたのだろうし、背中や腕を痛めていたのだろう」と皮肉たっぷり。「(ワイルダーは)私がトレーニングを通してイメージしてきた動物ではなかった」、「私にとって最もイージーな試合だった」とも言い切った。

 フューリーは「ファンの望む最高の試合を提供したい」とも語っているから、これらの発言は言いたい放題の挑発ではなく、ライバルの実力を認めた上で「しっかり準備をしてこい」という激励が目的か? いずれにしても第3戦に向けての前哨戦が始まった、という印象だ。

第3戦は当初7月に計画されたが、新型コロナウイルスの影響で10月にずれ込む見通し。フューリーはしばし家族との大切な時間を過ごすとも語っている。Photo/SUMIO YAMADA


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