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カシメロ、マグラモ、ドネア、アンカハス…

世界戦待機のフィリピン5選手が虎視眈々 
カシメロ、マグラモ、ドネア、アンカハス…

2020年4月12日 12時30分

 世界タイトルマッチを控えるフィリピンの5選手がきたるべき大一番に向けて静かにコンディションを整えている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により試合再開のめどがつかない中、フィリピーノたちの士気は衰えていない。同国のフィルスターが伝えている。

フィリピンが誇る左からアンカハス、カシメロ、ドネア

 トップで紹介されているのはジャーメル・マグラモ。日本の中谷潤人(M.T)と4月4日、後楽園ホールでWBOフライ級王座決定戦に臨む予定だった。6月のリセットを目指していたが、これも延期の可能性が高まっている。

 同サイトはWBO1位のマグラモと同3位の中谷の勝者は同2位アンヘル・アコスタ(プエルトリコ=WBO)との初防衛戦が義務付けられていると報じる。フィリピン側は自信満々といったところである。

 もう一人、日本人対決を控えのがWBOバンタム級王者ジョンリール・カシメロ。言うまでもなくWBAスーパー・IBF王者、井上尚弥(大橋)の相手だ。カシメロは2月に米マイアミに入り、その後は4月25日にラスベガスで予定されていた3団体統一戦に向けて同地で調整をしていた。

 カシメロはトレーナー、カットマン、兄弟のジェイソンといまだラスベガスに滞在中。外出も控えながらもトレーニングは継続中で、MPプロモーションのショーン・ギボンズ氏は「カシメロはグッドシェイプをキープしている」と話している。

 IBF・S・フライ級王者ジェルウィン・アンカハスは母国で調整中。4月に予定されていたジョナサン・ロドリゲス(メキシコ)とのV9戦は6月に延期というプランがあるものの見通しは立っていない。

 ビッグネーム、ノニト・ドネアは5月、アメリカでWBCバンタム級王者ノルディーヌ・ウバーリ(仏)への挑戦が内定していた。アメリカに居住しているドネアは新たなスケジュールがきまり次第、カリフォルニア州サンマテオで合宿に入るという。

 最後の一人はミニマム級のマルコ・ジョン・リメンティゾ。こちらは今月25日、米パームスリングスでWBC王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)に挑戦予定だった。いずれの選手も「試合がいつ決まってもいいよう準備を整える」という心意気だ。

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