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抗体検査の導入決定、客入れは厳しい情勢か

7月の試合再開に向け対策協議 
抗体検査の導入決定、客入れは厳しい情勢か

2020年5月22日 16時32分

 日本プロボクシング協会と日本ボクシングコミッション(JBC)は22日、新型コロナウイルス連絡協議会を開き、7月の興行再開にあたり抗体検査の導入など、ガイドラインの細部について話し合った。

 抗体検査は試合に出場する選手を対象に、試合の3週間前、前日に行うものとした。今後は検査対象をセコンドやレフェリーら試合役員にまで広げられるかを検討していく。

 興行のスタイルに関しては、前回の協議会で無観客を原則としつつも、人数を間引いて客を入れる準備を進めていたが、JBCの安河内剛事務局長は「我々が思っていた以上に、自治体の要請が厳しい。お客さんを入れて安全に開催するのはちょっと早いかなという段階」と説明。各地によって事情が異なることが予想されるため、各自治体の要請に沿うことを確認した

 現在計画されている7月の興行は東京、中部、沖縄などいくつかある。大橋ジムが16日に予定している日本&OPBFダブルタイトルマッチは当初から無観客を計画。三迫ジムが22日に計画する日本タイトルマッチは客入れを目指していたが、無観客でも開催する方向。ワールドスポーツジムが27日に予定していた日本タイトルマッチは、選手の調整が間に合わず、興行そのものが中止になった。

 また、スポーツジムの再開に厳しい目が向けられる中、協議会ではボクシング業界として統一のガイドラインを作る方針。業界全体として安全対策と感染防止策に取り組んでいることをアピールして、ジム営業の早期の再開にこぎつける狙いだ。

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