2020年7月11日土曜日

スティーブンソン王座返上決意 S・フェザー級へ 
空位の王座決定戦にナバレッテの名前も

 WBOフェザー級王者シャクール・スティーブンソン(米=写真)がベルト返上を表明した。スティーブンソン(23)は昨年10月、決定戦でオスカル・バルデス(メキシコ=米)が返上した王座を獲得。一度も防衛することなくS・フェザー級転向を決意した。ESPNドットコムなどが伝えた。

 スティーブンソンは今夏、IBFフェザー級王者ジョシュ・ウォーリントン(英)との統一戦が有力視された。しかしコロナ危機で交渉は中断し、最終的に両陣営は合意に達することがなかった。

 スティーブンソンのマネジャーは「英国開催などこちらは試合締結に全力を尽くしたが、ウォーリントン側はアクションを起こさなかった」と語っている。

 先月9日、ノンタイトル戦を行ったスティーブンソン(14勝8KO無敗)はすでにS・フェザー級王座挑戦を視野に入れる。ESPNのインタビューで「レオ・サンタクルスに挑戦したい」と同級WBAスーパー王者を指名した。

 しかしWBAのフェザー級スーパー王者でもあるサンタクルスはライバル・プロモーターのPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)と契約。同時にフェザー級からライト級の王者クラスが対戦を望んでおり、スティーブンソンの思惑通りに事が運ぶか予断を許さない。

 同じトップランク社所属のWBO王者ジャメル・へリング(米)やWBC王者ミゲル・ベルチェルト(メキシコ)を標的にする方が現実的だと思われる。

 一方、スティーブンソンの返上で空位となるWBOフェザー級王座は現在1位のマイケル・コンラン(英)が決定戦出場を目指す。同時にWBO・S・バンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が王座を返上してフェザー級転向をほのめかしている。

 ナバレッテの所属するサンフェル・プロモーションの関係者は「ナバレッテとジェシー・マグダレノ(米)による決定戦が秋に行われる可能性がある」と明かしている。Photo/SUMIO YAMADA


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