2020年8月1日土曜日

前S・フライ級王者 シーサケット判定勝ち 
元王者対決制し「タイにWBCベルト取り戻す」

 タイ・バンコク近郊バンプーンのスタジオで1日、前WBC・S・フライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(写真)と元IBFフライ級王者アムナット・ルエンロエンがノンタイトル10回戦を行い、WBC同級1位にランクされるシーサケットが3-0判定勝ちを収めた。

 前日計量はともにS・バンタム級キャッチウエートの120ポンド。両選手とも無観客のスタジオに、フェイスシールドとマスクをして入場した。

 昨年4月、フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との再戦に敗れて王座陥落のシーサケットはおよそ1年3ヶ月ぶりのリング。序盤、サウスポースタイルから前に出て、左ストレート、返しの右フックで積極的に攻めたが、ポジションをずらしながら右カウンターを打ち込む40歳のベテラン、アムナットの老獪さに手を焼いた。

 3回に偶然のバッティングで左目上部から出血したシーサケットは顔を血で染めながらアムナットを追った。後半に入るとシーサケットのプレスがようやく効き出し、7回以降は足の止まったアムナットに連打を浴びせてゴールテープを切った。スコアは97-94、96-93、99-91。

 試合後のインタビューでシーサケットは「WBCのベルトを必ずタイに取り戻す」とエストラーダへのリベンジをアピールした。48勝41KO5敗1分。相変わらずの曲者ぶりで途中まで互角以上の戦いを演じたアムナットは20勝6KO4敗。


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