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4年ぶり2度目の後楽園ホールは不完全燃焼

辰吉寿以輝 2回負傷ドローで14連勝ならず 
4年ぶり2度目の後楽園ホールは不完全燃焼

2020年11月6日 19時40分

 日本S・バンタム級8位の辰吉寿以輝(大阪帝拳)が6日、後楽園ホール「ダイナミックグローブSP」のセミで同級8回戦を行い、今村和寛(本田フィットネス)と2回2分59秒負傷引き分けに終わった。

 元WBCバンタム級王者で絶大な人気を誇った辰吉丈一郎の次男、辰吉がプロ14戦目でサウスポーを迎えた。対戦相手の今村は日大時代に国体3位の実績を持ち、昨年B級デビューをはたした28歳だ。

 辰吉は開始間もなく右をヒット。右ストレートを上下に打ち分け、ジャブと左フックを交えて試合を組み立てようと試みた。今村はジワジワと前に出て辰吉にプレッシャーをかけていった。

2回は今村が前に出て辰吉がこれを迎え撃つ形。ラウンド後半、今村の左で辰吉の腰が一瞬砕ける。今村は畳みかけなかったが、終了間際にバッティングが発生して辰吉が左目上部をカット。ドクターチェックの末、レフェリーが試合続行不可能と判断した。

 24歳の辰吉は13勝9KO1分。4年ぶりの後楽園ホールはキャリア初の引き分けに終わった。28歳の今村は2勝1KO1分。

◇S・ウェルター級6回戦
辻本純兵(帝拳)[TKO2回2分45秒]小倉大樹(横浜光)
 2018年全日本新人王の辻本がワンツー、フック、左ボディで攻めるが、小倉も左フック、外からの右で対抗。初回後半、小倉の左フック、右ストレートで辻本がグラついた。2回も小倉が優勢で左フックを効かせて畳みかけると辻本がダウン。小倉は立ち上がった辻本を攻めたが詰め切れずにガス欠。息を吹き返した辻本が右で小倉を沈めるとノーカウントでストップとなった。辻本は7勝5KO2敗3分。小倉は4勝4KO4敗1分。

◇ライト級4回戦(東日本新人王準決勝)
浦川大将(帝拳)[負傷判定3回1分2秒3-0(30-28×2、30-27)]田中利樹(横浜光)

◇ミドル級4回戦(東日本新人王準決勝)
吉野健二(帝拳)[TKO2回3分2秒]伊藤大賀(角海老宝石)

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