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帝王ハグラーからダウン、ハーンズとも死闘

ミドル級の名脇役 ロルダンがコロナに死す 
帝王ハグラーからダウン、ハーンズとも死闘

2020年11月19日 12時44分

 1980年代のミドル級シーンで活躍したフアン・ドミンゴ・ロルダン氏(アルゼンチン)が18日、同国コルドバ州サンフランシスコの病院で亡くなった。63歳だった。死因は呼吸困難で入院中にコロナウイルスに感染したものと伝えられる。

 ロルダン氏はアルゼンチン、南米ミドル級王者に君臨した後、84年3月ラスベガスで統一ミドル級王者マービン・ハグラー(米)に挑戦。10回TKO負けしたが、帝王ハグラーからダウンを奪った唯一の選手となった。

 2度目の挑戦は87年10月。WBCミドル級王座決定戦でトーマス・ハーンズ(米)とラスベガスで対戦。試合はスリリングな攻防となり、ロルダン氏は4回KO負けで敗退。しかし後に語り草となる死闘が展開された。

 88年11月、これもラスベガスでIBFミドル級王者マイケル・ナン(米)に挑み8回KO負けしたのが最終戦となった。生涯戦績は67勝47KO5敗2分1無効試合。現地報道によるとアマチュア戦績は82勝4敗1分。引退後はコルドバ州に戻り暮らしていた。

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