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井上拓真と対戦の栗原慶太はファンの前でKO宣言

移籍初戦の宮本知彰 連敗脱出のTKO勝ち 
井上拓真と対戦の栗原慶太はファンの前でKO宣言

2020年12月4日 21時21分

「A-sign.Bee26」が4日、後楽園ホールで開催された。メインイベントのS・フェザー級8回戦は、宮本知彰(一力)が諏訪佑(横浜光)に6回2分15秒TKO勝ちした。

メインで勝利の宮本(左)、徐々に左が冴えた

 セミの前にはOPBFバンタム級チャンピオンの栗原慶太(一力)が登場。1月14日、同会場で拳を交える井上拓真(大橋)戦に向け、「井上拓真選手という知名度もあり、国内最強だと思っている相手に何ラウンドだろうと僕が倒して勝とうと思っている」とファンの前でKO宣言をした。

 来週10日、日本S・ライト級王者の永田大士(三迫)に挑戦する近藤明広も会場に姿を見せ、「勝って日本タイトル2階級制覇チャンピオンになる」とライト級に続く王座獲得に意欲を見せた。

移籍初戦を白星で飾り再スタートをきった宮本

◇S・フェザー級8回戦
宮本知彰(一力)[TKO6回2分15秒]諏訪佑(横浜光)
 ともにジム移籍第1戦のサウスポー対決。2人とも中間距離からジャブ、ワンツー主体の攻撃でフェイントをかけながらチャンスをうかがう。序盤は宮本がやや優勢か。3回終盤、諏訪が仕掛けて初めて打ち合うシーンが生まれた。

 宮本は4回以降、左ストレートのタイミングを合わせ、右フックも決めてペースを掌握。宮本は5回に何度も左を決めると、6回には倒しにいくモードに。左を決めて諏訪をロープに追い込んだところでタオルが投入された。宮本は3連敗から脱出で7勝6KO5敗。諏訪は連敗で6勝1KO5敗。

田口(右)はしつこい攻めが功を奏した

◇51.5キロ6回戦
田口健太(セレス)[2-1(58-56×2、56-58)]具志堅広大(竹原&畑山)
 田口はガードを固めてしつこく前に出て手数を出すボクシング。やや受けに回った具志堅は足を使ったり、連打を打ったり、ボディを打ったりして流れを変えようとするが、田口の圧力から逃れることができない。具志堅は後半に巻き返したが、田口が最後まで粘り切った。連勝の田口は5勝1KO9敗1分。具志堅は4勝3KO7敗。

5回にダウンを奪った京原

◇ミドル級6回戦
京原和輝(久留米櫛間)[3-0(57-55×2、58-54)]足名優太(渡嘉敷)
 パワーで上回る京原が初回、ワンツーでダウンを奪ってペースを掌握したが、3回にスタミナが切れて足名に反撃を許した。それでも4回に右ストレートで足名の左目から出血させ、5回には左フックでダウンを追加。最終回は足名にまたもや反撃されたが逃げ切った。京原は5勝3KO2分。足名は5勝3敗。

◇S・バンタム級4回戦
須藤大和(伴流)[KO4回2分31秒]オ・ロスティスラブ(UNITED)

◇60.0キロ4回戦
中村一輝(伴流)[3-0(38-37、39-36、40-35)]久保田修平(上滝)

◇女子ミニマム級4回戦
岸百合恵(竹原&畑山)[TKO1回54秒]金子晴子(SRS)

◇S・バンタム級4回戦
海野利樹(伴流)[3-0(38-37×3)]仲里ニンジャ早史(渡嘉敷)

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