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ワンパンチ39秒TKO 2試合連続の速攻ショー

ラーメン二郎好きマジシャン ジロリアン陸が衝撃 
ワンパンチ39秒TKO 2試合連続の速攻ショー

2020年12月9日 20時36分

 ラーメン二郎をこよなく愛し、マジシャンでもある異色ボクサー、日本ライト級18位のジロリアン陸(フラッシュ赤羽)が9日、後楽園ホール「第27回A-sign.Bee」のメインを務め、60.0キロ契約8回戦で太田卓也(とよはし)に1回39秒TKO勝ちした。

鮮やかなワンパンチKOだった

 ラーメン二郎グルーブから贈呈を受けたガウンを着て入場のジロリアン。気合い十分の強打者対決は速攻で決まった。開始30秒、ジロリアンの放った左フックで太田が電気ショックを受けたように動きが止まってダウン。ノーカウントでストップとなった。

 ジロリアンは2試合連続の初回KO勝ちで12勝11KO3敗。無念の太田は8勝6KO4敗1分。

ジロリアン陸の話「(試合を決めた左フックは)試合の3、4日前、汗出しのマスでフッと出したパンチが意外とあたると思った。トレーナーとも話してちょっと狙っていた。右が警戒されていると思うけど、デビューしたころから左には自信があった。左で倒せてうれしい。

今回はメンタルがやられるくらい減量がきつかった。5日前にあと7キロ。最悪の事態も頭をよぎった。もう60キロでは試合はできない。

今回はラーメン二郎グルーブからガウンを贈呈してもらったし、試合には創業者の親父さんや社長、地方の店主も応援にきてくれてプレッシャーがあった。 タイトル? そういうレベルではないですし、上位ランカーになりたいと思います。 最近はコロナでマジックが厳しいので普通にアルバイトを始めました。また温かくなって状況が落ち着いたらマジックをやりたい」

髙木は5回にダウンを奪った

◇S・フェザー級6回戦
髙木秀明(フラッシュ赤羽)[3-0(60-53×3)]橋一将(T&T)
 長身の髙木がサウスポー諸橋の前進を足とボディワークでいなし、コツコツと右を当てながら試合を進めた。パンチの届かない諸橋が5回に前に出ると、髙木の右カウンターが決まって諸橋がダウン。髙木が危なげなく判定勝ちした。6連敗脱出の髙木は4勝7敗2分。諸橋は4勝2KO2敗1分。

今成を攻め立てる大保

◇フェザー級6回戦
大保龍球(神奈川渥美)[TKO3回2分20秒]今成太希(三迫)
 大保が荒っぽく攻めて先制すると、その後は前に出るサウスポー今成をよく見て右ストレートを合わせた。大保は2回、右で今成をグラつかせ、コーナーに釘付けにして攻める。今成は右目上部をパンチでカットし、3回にこの傷が原因でTKOとなった。大保は7勝4KO4敗。今成は5勝3KO3敗。

◇ライト級4回戦
小西佑亮(ワールドS)[TKO1回2分43秒]石崎貴士(五代)

◇53.0キロ4回戦
梅津奨利(三谷大和)[TKO2回48秒]長尾朋範(フラッシュ赤羽)

◇バンタム級4回戦
川口竜也(五代)[2-0(40-36、39-37、38-38)]田中利信(三迫)

◇ミニマム級4回戦
遠藤力也(フラッシュ赤羽)[3-0(39-36×3)]髙山聡(伴流)

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