スター候補ガルシア あすWBCライト級暫定戦
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2021年1月2日 10時03分
2021年1月1日 19時56分
井岡一翔(Ambition)が田中恒成(畑中)に8回TKO勝ちを飾った大みそかのWBO世界S・フライ級タイトルマッチは海外の識者やメディアにも反響を及ぼしている。その一人、英国スコットランドのボクシング歴史家でライター、以前から田中ウォッチャーで知られるマット・マクグライン氏が早速、ザ・スイートサイエンス・ドットコムに寄稿している。
「カズト・イオカが日本のスーパーファイトでコウセイ・タナカをセンセーショナルにクラッシュした」というタイトルで同氏は各ラウンドを詳細に記述。初回は「より若く爆発的でクイックな田中がなぜ予想有利かを披露した」で書き出している。
そして「3回、田中はスリリングな展開に身を投じた。しかし経験豊富な男に対しそれは失策だった」と記し「4回、田中はトラブルに陥ったように見えた。ダメージを被る打ち合いに出る賭けを選んだ」と指摘した。
最初のダウンシーンが起こった5回に関してはフットワークなど田中の動きを冷静に読んで左カウンターを決めた井岡のスキルと経験を称賛。2度目のダウンシーンが発生した6回は「ワンダーキッド(神童)にボクシングレッスンを施した」と表現。「2度目のノックダウンは1度目をリピートしたように見えた」とも記載した。
8回のストップシーンは「満を持したように彼(井岡)はパンチを放った。ビンのコルク栓を抜いたような感じだった」と同氏独特の表現で伝えた。「レフェリーに抱きかかえられた田中は骨抜きにされた」と続けた。
まとめの部分では「井岡は115ポンド(S・フライ級)で自身のストーリーを描くことができた。ローマン・ゴンサレスとフアン・フランシスコ・エストラーダ再戦の勝者との一戦はファン垂涎のものになる。タイのタフマン、シーサケット・ソールンビサイもいる」と今後を占った。
b続けて「井岡vs.田中は日本人同士のスーパーファイトで、おそらく初めて欧米のボクシングファンに関心を与える試合になったろう」と評価。そして「それでも日本のすべてのファンが一番望んでいるのはナオヤ・イノウエvs.イオカだ」と結んだ。
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