ミゲール・ベルチェルト（メキシコ）に10回KO勝ちでWBC･S･フェザー級王座に就いたオスカル・バルデス（メキシコ＝米）をエディ・レイノソ・トレーナーの同門、S･ミドル級2冠王者サウル“カネロ”アルバレス（メキシコ＝写真）が祝福した。ESPNデポルテスが伝えた。

　ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターで20日行われたベルチェルトvs.バルデスをカネロはキャンプ地の米カリフォルニア州サンディエゴでテレビ観戦した。

　試合後電話で「おめでとう、すごかったよ。こっちでみんなで観ていてとても嬉しかった」とバルデスを称えた。そして「モチベーションが半端じゃなかったね。それにほとんどパンチを食らっていない」と持ち上げた。

　これに対してバルデスは「来週は君の番だね」とスーパースターの同僚を励ました。カネロは27日、マイアミでWBCの指名挑戦者アブニ・イルディリム（トルコ）を相手にWBAスーパー・WBC統一S･ミドル級王座の防衛戦を行う。バルデスのセンセーショナルな勝利にカネロは刺激を受けた様子だ。