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元日本ミニマム級王者 世界戦2度の小西伶弥が引退を表明

2021年3月17日 9時50分

元日本ミニマム級王者で2度世界挑戦経験がある小西伶弥(27=SUN- RISE)が16日、SNSで現役引退を表明した。昨年12月27日、元ミニマム級4団体世界王者の高山勝成(37=寝屋川石田)のプロ復帰6回戦を戦い、判定負けしたのがラストファイトとなった。戦績は17勝7KO3敗。

WBOアジアパシフィック王座の防衛に成功した小西

神戸市出身で空手を学んでいた小西は13年8月、真正ジムからデビュー。接近戦に強く、14年12月、全日本ミニマム級新人王を獲得。17年4月、谷口将隆(ワタナベ)との王座決定戦に競り勝って無敗のまま日本ミニマム級タイトルを獲得。2度防衛して王座を返上、18年3月、神戸市でWBA世界L・フライ級王座決定戦で世界初挑戦するもカルロス・カニサレス(ベネズエラ)に判定負け。

再起を果たし、同年7月にはWBOアジアパシフィックL・フライ級タイトルを獲得。1度防衛の後、19年5月には神戸市でIBF世界同級王者、フェリックス・アルバート(ニカラグア)に挑むも、判定で敗れた。真正ジムでトレーナーだった江藤日出典氏が会長を務めるSUN- RISEに移籍して再起を図ったが、高山に完敗してグローブを置いた。

小西は「何をしても器用にできず、失敗を繰り返す成長の遅い選手でしたが、たくさんの方々に応援していただいたおかげで、新人王と日本王者、アジア王者を獲得し、世界戦を2度経験することができました。第2の人生に向かって走り出します」と語り、スポーツインストラクターを目指している。

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