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ウェルター級ホープのエニス 元王者リピネッツ沈める

2021年4月11日 15時05分

 アンカハスvs.ロドリゲスのIBF・S・フライ級タイトルマッチが行われた米コネチカット州モヒガンサン・アリーナのメインで挙行されたウェルター級12回戦は、強打で台頭中のジャロン・エニス(米=WBO7位)が元IBF・S・ライト級王者セルゲイ・リピネッツ(ロシア=IBF3位)に6回2分11秒KO勝ち。

 初めてメインに起用されたエニス(23)がスタートから豪快なパンチを叩きつけて圧倒する。ボディー打ちを返すリピネッツ(32)だが、身長、リーチで大きく勝るエニスは動じない。左右にスイッチして畳みかけるエニスは4回、スリップ気味ながらリピネッツをマットに這わしてカウントを聞かせる。

 迎えた6回、エニスの右、右、左を食らったリピネッツは背中からダイブ。レフェリーはノーカウントで試合を止めた。前回、ヘッドバットで相手が負傷し不本意な無効試合に終わったエニスはこの日は万全。27勝25KO無敗1無効試合。

 挑戦したい王者にエロール・スペンスを挙げた。所属するPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)は元王者ダニー・ガルシアとの試合をオファーするもようだ。“サムライ”のニックネームで登場したリピネッツは16勝12KO2敗1分。

 同じリングのWBAウェルター級挑戦者決定戦は、エイマンタス・スタニオニス(リトアニア=WBA10位)が世界挑戦歴のあるトーマス・ドゥローメ(プエルトリコ=14位)に3-0判定勝ち。スコアは115-113、116-112、117-111でスタニオニスの手が上がった。

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