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エドワーズがIBFフライ級新王者、アウトボクシングでムザラネ攻略

2021年5月1日 9時47分

 ロンドンのヨーク・ホールで30日(日本時間1日)行われたIBFフライ級タイトルマッチは、挑戦者WBO2位サニー・エドワーズ(英)が王者モルティ・ムザラネ(南アフリカ)に12回3-0判定勝ち。プロ16戦目で世界王座に就いた。

こちらは王座陥落のムザラネ

 25歳のエドワーズが初回からフットワークをフル稼働させたアウトボクシングを敢行。38歳のムザラネが前進を繰り返して追い回す。エドワーズは頻繁に左右にスイッチして対処。ポイントはスピードで上回りジャブ、右ボディーをヒットする挑戦者へ流れる。

 6回、左右コンビネーションで攻勢を印象づけたエドワーズにムザラネは7回、左をねじ込んでようやく反撃の狼煙を上げる。しかし前後左右に目まぐるしくステップを踏むエドワーズは動きが衰えない。9回、左ボディーを返した王者だが、最後まで“ランナー”エドワーズを捕えることができなかった。

 公式スコアは118-111、120-108、115-113とばらつきがあったものの、王者交代を告げた。前WBCフライ級王者チャーリー・エドワーズの実弟サニーは16勝4KO無敗。最近3試合を日本人選手と戦ったムザラネは4度目の防衛に失敗した。39勝26KO3敗。敗戦は08年のノニト・ドネア戦以来だった。

 セミに登場したWBO・S・バンタム級1位マイケル・コンラン(英)は同級9位イオヌット・バルータ(ルーマニア)に12回2-0判定勝ち。スコアは117-112,115-114、114-114。空位だったWBOインターナショナルS・バンタム級王座を獲得した。

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