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2021年7月18日 日曜日

清水聡インタビュー 五輪メダリストからプロ転向5年 35歳の焦りと自信

「新旧交代か」とも言われた清水聡(大橋)-森武蔵(薬師寺)の一戦(5月)は、ふたを開けてみればベテランがその強さをまざまざと見せつけた。アマチュアで数多くの栄誉を手にし、プロ転向して5年。35歳になってついに世界へのゴーサインが出ただけでなく、まだ底知れぬ力があるとさえ思わせるのだからすごい。清水はいまの自分をどうみているのか。=ボクシング・ビート8月号より=

 若く無敗で勢いのある森との一戦が周囲からどうみられるかは清水自身わかっていたことだ。「今、世界チャンピオンでもない若手に負けたら、それは『もう一度』はならない。結果がすべて、そういうプレッシャーはありました。でもま、僕としては普通に負けられないですよ」

 アマチュア時代から数々の大舞台に慣れっこの男は、さすがここ一番に強い。森をしっかりと撃退し、健在をアピール。大橋秀行会長の世界ゴーサインも勝ち取った。

 プロになって5年。「うまくいかなかったこともありましたが、それなりになんとか、世界戦というところまでは来れたのかな。もうちょっと早く、やはり若いうちにプロに来ないといけませんね」。最後のくだりは冗談とも本気ともつかない。飄々としているから伝わりにくいのかもしれない。年齢の焦りも、強まる自信も。

――そもそも清水さんからはマイペースな印象を受けてきましたが、どうです、焦りのようなものは今ないのですか。
清水 でも、35歳になったぐらいからありますかね、アラフォーと言えばアラフォーですから。国内の最年長世界奪取は長谷川穂積さんの35歳9ヵ月、それを考えると普通にゆっくりはしてらんないですね。ただ、体力や反応が落ちている感じはありません。

――森戦はプロでベストでは。
清水 いや、全然ダメですね。今までなら、上原(拓哉)選手とやった時ですか。正直、あの時で70パーセントとして、森戦は40~50ぐらい。

――ほう、そうですか。
清水 いつも言っていますが、バランス。硬くなっちゃってるのをもっと取らないといけない。大分取れてきたとは思うんですけどもね。

――森の「食ってやろう」という気概はすごかったのでは。
清水 向こうから(試合を)言ってきたわけですし、あったでしょうね。

――かなり肉体的なコンタクトを仕掛けてきましたが?
清水 中間距離から飛び込みながら打ってくっ付くのが作戦だったと思うんですよ。でもその後がなかったから、やりやすかったです。まあ打たれ強かったですね。

――途中でセコンドの指示も出て距離を取っての戦いにチェンジしましたが、仮にあのまま近場の戦いが続いても……。
清水 全然行けましたよ。打つのは全部当たってましたから。…

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