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2021年10月14日 木曜日

アマ全日本女王の晝田瑞希 あすプロデビュー戦「女子ボクシングに革命を起こしたい」

 アマチュアの全日本選手権女王、晝田瑞希(三迫)があす15日、後楽園ホール「VICTORIVA.7」でプロデビュー戦に挑む。試合はS・フライ級6回戦で、晝田は51.8キロ、対戦相手の山家七恵(中野サイトウ)は51.5キロであすの試合に進んだ。

計量を終えた晝田(左)と山家

 所属していた自衛隊を除隊し、髪をピンクに染めてプロボクサーとなった晝田。計量後の会見では「女子ボクシング界に革命を起こしたと言われるくらいのことをしたい」と志の高いコメントを発した。アマチュアで培った技術をベースに魅力的な試合を見せ、ファッションなどリング外でも多くのファンにアプローチしていこうと考えている。

 アマチュアでは全日本選手権でフライ級とフェザー級の2階級制覇を達成して東京オリンピック出場を目指していたが、2019年12月のボックスオフで入江聖奈(日体大)と接戦を演じた末に敗退。その後、入江はアジア・オセアニア予選で東京オリンピックへの出場権を獲得し、今夏の本番で金メダルを獲得したのはだれもが知るところだ。

 晝田はボックスオフ以降、何度も入江との試合を思い出して苦しみ、「オリンピックなんてなくなればいい」と思ったことさえあったという。オリンピックが始まってからはさらに苦悩が深まり、ボクシング競技は1試合も目にすることができなかった。

 オリンピックが終わってようやく気持ちの整理がつき、「アマチュアでオリンピックを目指してやってきて良かったと思えるようになった。自分の中でようやく東京オリンピックが終わって一つ乗り越えられた」、「一つの負けの重みを自分の体で感じられたのが大きな収穫」と今では前向きにとらえられるようになった。

 プロで世界チャンピオンは目標ではなく、「絶対になると決めているもの」。一敗の重みを知る晝田はあすのデビュー戦で4勝2KO無敗の山家と対戦する。メインでは元世界王者の江畑佳代子(ワタナベ)が同じく元世界王者の池山直(フュチュール)と引退試合を行う。写真=三迫ジム提供

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