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日本ライト級8位の柳達也が負傷判定勝ち 近藤明広-デスティノ戦中止

2021年12月7日 8時34分

 6日後楽園ホールで行われた一力ジム主催の「ファイティングビー21」は、メインに予定されていた近藤明広(一力)の8回戦が相手のデスティノ・ジャパン(ピューマ渡久地)の棄権により中止となってしまった。これによりセミから昇格したライト級8回戦では、日本同級8位の柳達也(伴流)が元ランカーの小澤剛(鴻巣茂野)に7回負傷判定勝ちをマークしている。

初回にダウンを奪った柳

 7月に8年ぶりにカムバックした小澤に対し、柳は初回右アッパーで効かせてダウンを奪った。早い回のKOも予感させる立ち上がりだったが、その後は小澤も果敢に手を出して食い下がり、柳に手を焼かせた。

 小澤は4回、柳の左を浴びて腰が落ちかけたがダウンは免れる。しかし5回に偶然のバッティングでカットした小澤の左目上の傷が深くなったため福地主審がコミッションドクターの検診を仰いだ上で試合終了をコール。負傷判定ルールで勝負はそれまでの採点に委ねられ、3人のジャッジが全員68-64の4点差で柳の勝利を認めた。 

 柳はこれで18勝7KO7敗2分。小澤は15勝2KO5敗1分。36歳の敗者は勝って定年延長を狙ったものの、この敗北で絶望的に。

安藤は3回KO勝ち

 この他、セミに昇格した50キロ契約の8回戦は、日本級ミニマム級9位の安藤教祐(KG大和)が中山祐太(一力)に3回2分58秒KO勝ち。初回からジャブをポンポン当てて優位に立った安藤。3回は右アッパーで腰が落ちた相手に追撃すると、池田たまらずダウン。立ち上がってファイティングポーズをとったものの、中村レフェリーは試合続行を許さず10カウントを数え切った。安藤は10勝5KO3敗。中山は8勝5KO5敗1分に。

 最初の8回戦では日本S・ライト級6位の松本北斗(三迫)と池田竜司(T&H)が接戦を展開した末、ジャッジ2人が76-76の引き分けと採点したため、ドローとなった。

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