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スミスがジェフラードをストップ WBO・L・ヘビー級V1

2022年1月16日 17時16分

 15日(日本時間16日)米ニューヨーク州ベローナのターニング・ストーン・リゾート&カジノで行われたWBO・L・ヘビー級タイトルマッチは、王者ジョー・スミスJr(米)が挑戦者スティーブ・ジェフラード(米)に9回37秒TKO勝ち。初防衛に成功した。

 スラッガータイプのスミスが出だしから右強打を振るって仕掛け、固いガードで対処するジェフラードにプレスをかける。3回、ジャブから右を返した挑戦者だが、スミスはボディーに的を絞りパンチを叩きつける。5回、スミスの右ストレートが命中しジェフラードはロープへ飛ばされる。

 ペースを握ったスミスは7回にも左アッパー、右フックで優勢。挑戦者は左腕を痛めた仕種を見せる。8回、追い込んだスミスは続く9回一気にチャージ。ジェフラードはコーナーに崩れ落ち、主審のストップとコーナーの棄権がほぼ同時にコールされた。

 スミス(32)は28勝22KO3敗。「次回はもっと向上した姿を披露して全ベルトを獲得したい」と抱負を語った。先週末、相手に抜てきされたジェフラード(31)は18勝12KO3敗。

 セミの10回戦は、WBO・S・フェザー級3位アブラハム・ノバ(米)がウィリアム・エンカルナシオン(ドミニカ共和国)に8回55秒TKO勝ち。黄色いアゴひげがトレードマークのノバ(21勝15KO無敗)は本来のフェザー級でWBO王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)へ挑戦を熱望した。エンカルナシオンは19勝15KO2敗。

■L・ヘビー級世界王者
WBAスーパー ドミトリー・ビボル(ロシア)
WBC アルツール・ベテルビエフ(ロシア)
IBF アルツール・ベテルビエフ(ロシア)
WBO ジョー・スミスJr(米)

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