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WBOフライ級王者の中谷潤人 V2達成でS・フライ級進出希望 将来的にはS・フェザー級まで視野

2022年4月10日 18時47分

 WBOフライ級チャンピオンの中谷潤人(M.T)が10日、神奈川県相模原市のジムで記者会見を開いた。中谷は9日、さいたまスーパーアリーナで挑戦者の山内涼太(角海老宝石)に8回TKO勝ちで2度目の防衛を成功させた。

1週間ほど休み、練習を再開するという中谷

 傷ひとつない顔で報道陣の前に姿を現わした中谷。前夜の試合は村田諒太×ゲンナジー・ゴロフキンのミドル級統一戦のセミだったこともあり、今までの試合よりも反響が大きく、ラインなどのメッセージは普段の3倍に。「大きな舞台でやれて光栄だった」とあらためて感謝の気持ちを表わした。

 試合もTKOするまでフルマークと文句のない内容ながら、点数を問われると「50点くらい。反省するところはたくさんあった」とかなり控えめな自己採点。よく見ると場面、場面で気を抜いているシーンがあったようで、「これから修正していきたい」とすぐ語る真面目なチャンピオンだ。

 今後は統一戦のオファーがあればフライ級にとどまる可能性も否定しなかったが、「できればS・フライ級に上げたい」が本音。身長171センチで減量がきつく、S・フライ級のほうがいいパフォーマンスができると考えている。戦いたい相手を問われると「WBCのベルトにあこがれがあるので」との理由でWBC王者フアン・フランシスコ・エストラーダの名前を上げた。

 驚かされたのは「どの階級までいけるか」という質問に、「身長的にはS・フェザー級までいけると思う。そうなれるように努力したい」と答えたこと。24歳のサウスポーの夢は大きく膨らんでいる。

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