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東農大が宿敵日大に競り勝つ 駒澤、東洋も全勝維持 関東大学リーグ戦

2022年5月29日 9時13分

 アマチュアの令和4年関東大学ボクシング・リーグ戦第2週が28日後楽園ホールで行われ、1部は駒澤大学、東洋大学、東京農業大学の3校が勝ち、それぞれ2連勝をマークした。

駒LL級西山の右フックが拓大古川の顔面をとらえた。判定勝ち

 昨年優勝の駒澤大は拓殖大学に7-2、2019年の初優勝校・東洋大は中央大学に8-1といずれも圧勝だったが、東農大は宿敵・日本大学に5-4の際どい勝利だった。

ライト級山崎(左)が牧野に棄権(ABD)勝ちし東洋大勝利確定

 1部は9階級9試合の対抗戦。東農大はフライ級で1年生の注目新人吉良大弥が休みない連打で小林優樹を1ラウンドRSCに破るなど軽量級陣が白星を重ね、バンタム級で岩渕大輔が花田颯に1-4判定で落とした以外は勝ち、ライト級で4勝目。チームの勝利まであと1勝としたが、ここから日大も踏ん張る。

森脇の強打が梁をKO。日大は4-4のタイに持ち込んだが

 L・ウェルター級円谷凌が堤龍之介に5-0判定勝ち。ウェルター級で増田祐士が接戦の末八木大河に3-2の判定勝ちで3勝目。さらにL・ミドル級では森脇海人(五輪代表唯人の弟)が梁章太に右アッパーを決め殊勲の2回KO勝ち。これで4-4のタイとした。

この日の最終戦、ミドル級野上が井出をKOし東農大の勝利決定

 決着は最終戦(ミドル級)に持ち越され、野上昴生(東農大)と井出一志(日大)が激突。経験で勝るサウスポー野上に対し2年生の井出も食い下がったが、野上の徹底したボディー攻めに耐え切れず、2回キャンバスに崩れ落ちKO負け。これにより東農大は5-4で食い下がる日大を突き放し、不敗を維持。平成24年以来遠ざかっている優勝に望みを繋いでいる。

 2部は2試合が行われ、7試合対抗で法政大学が平成国際大学に6-1、同じく専修大学が慶応義塾大学に6-1で勝ち、不敗を維持している。

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