2日、豪州クイーンズランド州ブロードビーチのゴールドコースト・コンベンションセンターでゴングが鳴るIBFクルーザー級タイトルマッチの計量が1日行われ、王者マイリス・ブリーディス（ラトビア）は199ポンド（90.26キロ）、挑戦者4 位ジャイ・オペタイア（豪州）は198.5ポンド（90.04キロ）をマーク。リミットの200ポンドをパスした。

　WBSSクルーザー級シーズン2で優勝したブリーディス（28勝20KO1敗＝37）は、敗戦は同シーズン1で現ヘビー級３団体王者オレクサンドル・ウシク（ウクライナ）に喫しただけと安定した力を誇る。この一戦に勝利してWBO王者ローレンス・オコリー（英）との統一戦を見据える。

　一方、前評判が高い挑戦者オペタイア（21勝17KO無敗＝26）は地元挑戦のアドバンテージを活かし強敵攻略を目指す。しかしこれまでの対戦相手には世界挑戦歴があるマーク・フラナガン（豪＝8回TKO勝ち）のほかに強敵はおらず、オッズは3-1ほどでブリーディスが支持されている。