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2022年7月20日 水曜日

元日本フェザー級王者の源大輝、引退式で内山高志さんと“ガチスパー” 今後は料理の道へ

 ワタナベジム主催興行が20日、後楽園ホールで開催され、メイン終了後に元日本フェザー級王者の源大輝(ワタナベ)の引退式が行われ、兄弟子の元WBA・S・フェザー級王者、内山高志さんと2分3ラウンドの引退スパーリングを行った。

 スパーリングを終えて10カウントゴングを聞いた源は「このような会を開いていただき感謝一杯です。連敗したときに何回も辞めようと思った。みんなが心配してくれて、最後の試合を何とか2-1のスプリットで勝てた。まだ源の試合が見たいと言ってもらったけど、気持ちが続かなかった。ボクシングの情熱は切れてしまったけど、料理の道でがんばっていきたい」とあいさつした。

 源は現在、内山さんが運営するジム「KODLAB」のスタッフとして働いているという。源から引退スパーを申し出を受けたとき、内山さんは「お客さんを盛り上げるためにガチだったらやる」と答えたそうで、ワタナベジムで1カ月のトレーニングを積み、42歳とは思えないスパーを披露した内山さんはさすがといったところ。「これからも応援してやってください」と後輩を思いやった。

「本気で倒しにいったけどダメだった。内山さんは強い!」と源

 31歳の源は2011年1月プロデビュー。長身から繰り出す強打を武器に頭角を現し、15年に日本S・バンタム級王者の小國以載(現角海老宝石)に挑戦するも失敗。18年4月、大橋健典を下して日本フェザー級王者に輝いた。

 2度の防衛後、階級を上げて2階級制覇を狙ったものの日本S・フェザー級挑戦者決定戦で渡邉卓也に敗退。以後、1勝1敗で昨年12月の試合がラストファイトになった。生涯戦績は17勝13KO7敗1分。

友松(右)は接近戦でのコンビネーションが有効だった

◇ミドル級8回戦
友松藍(ワタナベ)[3-0(78-74、77-75×3)]可兒栄樹(T&T)
 元アマ全日本王者で日本ミドル級14位の友松と2020年東日本新人王の可兒が対戦。初回は可兒のシャープなジャブが有効だったが、2回以降は体格で勝る友松がパワフルに出て可兒にロープを背負わせ、3つ、4つとコンにネーションをまとめていく。中盤も友松はジャブを決め、接近して気持ち良く上下にコンパクトなパンチを打ち込んでいった。

 受けに回って元気のない可兒は6回にようやく反撃。開き直ってフック、アッパーを力強く打ち込み、一気に形勢を逆転しにかかる。友松と打撃戦を展開した。7回、可兒のアッパー攻撃で友松は鼻血を流し、右目上部をパンチでカット。ともにダメージを負い、勝負の行方が分からない。最終回、疲労をためた両者が全力を出し切り、会場から大きな拍手が湧いた。友松は3勝2敗。可兒は5勝2KO2敗2分。

中川(左)はペースを掌握するのがうまかった

◇58.0キロ8回戦
中川公弘(ワタナベ)[3-0(79-73、78-74×2)]三輪珠輝(名古屋大橋)
 立ち上がりは上背のある三輪がジャブを突きながらリングを広く使い、中川がボディ打ちから三輪を崩そうと試みた。3回、中川が立て続けにワンツーを打ち込み、右のタイミングを合わせてきた。三輪もラウンド終了間際に逆襲したものの、中川がリズムをつかんだ印象だ。

 中盤以降、中川はフェイントとカウンターを駆使して三輪の手数を封じ、タイミングのいいジャブ、右ストレートで試合を優勢に進めた。6回、三輪は右ストレートを決めて会場を沸かせるが、ラウンド終盤に中川が右アッパーを攻勢に出て失点を取り戻す。三輪は終盤、エンジンをふかしたものの、中川は最後まで主導権を話さなかった。中川は9勝4KO5敗2分。三輪は8勝1KO8敗1分。

◇S・フェザー級4回戦(東日本新人王予選)
岩本星弥(JB SPORTS)[3-0(40-35×3)]柿原健太(レイS)

◇ミニマム級4回戦(東日本新人王予選)
平山力斗(伴流)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]井上翔勇(ワタナベ)
※平山が優勢点により次戦進出

◇S・バンタム級4回戦(東日本新人王予選)
星野凌(JB SPORTS)[3-0(40-34×3)]丸田涼介(宮田)

◇バンタム級4回戦(東日本新人王予選)
印波優心(レイS)[2-0(39-37×2、38-38)]花立修平(世田谷オークラ)

◇S・バンタム級4回戦
三浦成道(東拳)[3-0(40-36×3)]小林大成(KTT)

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