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女子世界選手権代表 アジア選手権Vの木下鈴花、ベテラン和田まどから8選手内定

2023年1月17日 15時09分

 アマチュアの日本ボクシング連盟が3月にインドのニューデリーで開催される2023IBA女子世界選手権大会に出場する日本代表のメンバーを下記のように選んだ(内定)。

48kg 和田まどか(株式会社SEBE)
50kg 並木月海(自衛隊体育学校)
52kg 木下鈴花(日本体育大学)
54kg 成田華(日本体育大学)
57kg 吉澤颯希(日本体育大学)
60kg 田口綾華(自衛隊体育学校)
63kg 鬼頭茉衣(株式会社カネヨシ)
66kg 津端ありさ(ライフサポートクリニック)

左から和田、木下、成田、鬼頭、津端

 

 11月に行われた全日本選手権の優勝者と、アジア選手権出場者が異なる4階級については15日に神奈川県立スポーツセンターで「ボックスオフ」を行い、その勝者が代表に選ばれている。

ボックスオフで勝利の52㎏級木下(右)

 52kg級の木下鈴花は、アジア選手権で男女を通じて日本選手唯一の金メダルを獲得。ボックスオフでは全日本優勝の岸本有彩(東洋大)にフルマークの判定勝ちを飾り、世界選手権の切符を手にした。鳥取県米子市でボクシングをスタートした時から大学まで同級生の入江聖奈の盟友だった木下は「ボクシングを始めた時から聖奈を超えることを目標にやってきました。聖奈が五輪で一番いいところ(金メダル)を獲ったので、自分も並びたい」と、パリ五輪まで意識したコメントを残した。

 48kg級で出場のベテラン、和田まどか(株式会社SEBE)は、アジア選手権銀メダルの加藤光(東洋大)とのサウスポー対決を5-0判定で制した。長いキャリアで初めてという鼻血を出すハプニングもあったが、巧みな試合運びで若い加藤につけ入るスキを与えなかった。

 これで自身6度目となる世界選手権出場となる和田。過去には銅メダル獲得の実績もあり、「経験を活かして戦っていきたい」と意欲を示した。

鬼頭(右)は63㎏級で世界選手権出場内定

 54kg級はアジア選手権出場の成田華(日体大)が全日本選手権優勝の堀内美沙紀(自衛隊体育学校)との接戦を4-1で制し、63kg級はアジア選手権銀メダリストの鬼頭茉衣(株式会社カネヨシ)が高橋美波(早稲田大学)に5-0判定勝ちして世界選手権出場を決めている。 

 50kg級は東京五輪フライ級銅メダリストの並木月海。57kg級は入江が全日本選手権優勝を最後に現役を退くことになったため、入江に敗れ準優勝した日体大の後輩・吉澤颯希が代表に選ばれた。 

 女子世界選手権大会は3月15日から31日まで開催される。

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