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WBO・APバンタム級王者の西田凌佑 4月防衛戦前に元全日本女子3連覇の河野さんと入籍

2023年3月3日 20時28分

 亀田プロモーションの亀田興毅氏は3日、大阪市西成区のKWORLD3ジムで記者会見。4月1日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で開催する「3150FIGHT SURVIVAL Vol.4」~トリプルタイトルマッチの概要を発表、出場3選手が意気込みを表明した。

左から中島、亀田氏、西田、原

 メインのWBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチ12回戦で3度目の防衛戦を行うのは同級王者、西田凌佑(26=六島)。WBOアジアパシフィックS・バンタム級13位ソーンセーン。ポーイェーム(23=タイ)の挑戦を受ける。

 バンタム級は世界主要4団体王者、井上尚弥(大橋)がタイトルを返上したため、WBC8位の西田もネクストチャンピオンの呼び声が高い。「いつで戦える準備はしています。今回の試合に集中、西田は世界へ行けると思ってもらえるような試合をします」とデビュー6連勝(1KO)の記録を伸ばす構えだ。

 3月10日には近大ボクシング部の同級生で元全日本女子バンタム級を3連覇した河野沙捺さん(26)と入籍する。「3月10日は大学2年の沖縄合宿で付き合い始めた日です。6月に親族が集まり結婚式を予定しています」。7年の交際を実らせて、今年は世界へ羽ばたく構えだ。

 セミの日本S・フェザー級タイトルマッチ10回戦で王者、坂晃典(31=仲里)に挑戦する同級1位、原優奈(28=真正)は「坂王者は賞味期限が過ぎた選手。余裕で圧倒します」と沖縄合宿で不在の王者を挑発した。

 高校生まではサッカー少年の原はSFマキジムで20歳からボクシングを始め、六島、渥美、千里馬神戸、そして真正と関西の5ジムを渡り歩いた変わり種。タイトル初挑戦に備えて東京合宿、三迫ジムで佐川遼と計20ラウンドのスパーリングをするなど精力的に練習を積んでいる。22勝19KO6敗のキャリア十分の坂に12勝6KO2敗1分のビッグマウス原の激突は注目カードだ。

 日本S・ウェルター級1位、中島玲(24=石田)は同級2位、加藤寿(37=熊谷コサカ)と同級暫定王座10回戦を戦う。中島は昨年11月、越川孝紀(一力)と同級挑戦者決定戦を行うことにしていたが、越川の体調不良で試合中止。王者の出田裕一(三迫)が負傷で防衛戦ができないため、暫定王座獲得のチャンスが巡ってきた。「身長は15センチも下回っているが、スピードがあるボクシングでレベルの差をみせて圧倒します」と抱負を語った。中島は5勝1敗、仕事の都合で会見を欠席した加藤は12勝8KO10敗2分。

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