ブランク明けのクルーザー級王者オコリー 1位挑戦者ライトとV3戦
2023年3月24日 10時32分
2023年3月24日 10時00分
4月29日にロンドンのウェンブリー・スタジアムで対戦が合意したと伝えられていたヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)とWBC王者タイソン・フューリー(英)のビッグマッチは実現せず――。交渉が決裂したとイギリスのBBCなどが伝えている。
交渉合意の一方から2週間で残念なニュースが流れてきた。当初はウシクが30%、フューリーが70%という試合報酬の割合にウシクが合意し、WBAがこの試合を認めたことで、このビッグマッチは内定したと報じられた。しかし最後に残ったのが再戦に関する契約で、両者が歩み寄ることはできなかった。
元クルーザー級4団体統一王者のウシクは21年9月、アンソニー・ジョシュア(英)を下してヘビー級3団体王座を獲得。このときは再戦条項があり、翌年8月にジョシュアとダイレクトリマッチを行って返り討ちした。BBCによると、ウシクはこのケースと同じように再戦条項を盛り込むよう希望したが、ウシク戦に縛られたくないフューリーは再戦に後ろ向き。なんとか歩み寄りが模索されたが、再戦の試合報酬の割合で溝があったようだ。
フューリーをプロモートするフランク・ウォーレン氏は「彼らは試合が4月29日より遅れるようなら報酬割合の変更を希望していた。彼らはタイソンが4月29日までに準備ができると思っていなかったからだ」と再戦以外に関してもウシク側の姿勢を疑問視。ここまできての交渉決裂というストレスを抱え、近い将来この対戦が実現することは「考えていない」と白旗を揚げた。
一方、ウシクのプロモーター、アレクサンデル・クラシューク氏は「戦いは中止だ。理由は彼らが度を超したからだ」と発言。3団体統一王者として試合報酬3-7という厳しい条件を受け入れたにもかかわらず、さらにウシクにとって不利な条件を突きつけてきたことに不満をあらわにした。
これによりウシクはWBA“レギュラー”王者のダニエル・デュボア(英)との指名試合に舵を切る。ちなみにデュボアはウォーレン氏がプロモートしている。
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