重岡銀次朗がクアルトに9回KO勝ち 初回のダウン挽回 IBFミニマム級暫定タイトル獲得
2023年4月16日 19時57分
2023年4月16日 10時01分
ロンドンのカッパー・ボックス・アリーナで15日(日本時間16日)行われたWBOヘビー級暫定王座タイトルマッチは、挑戦者ヂャン・ヂレイ(中国=張志磊、WBO13位)が暫定王者ジョー・ジョイス(英)に6回1分34秒TKO勝ち。10-1といわれたオッズを覆して王座に就いた。
サウスポーのヂャンが初回から左ストレートをヒットすると、ジョイスの右目が腫れ出す。2回、ヂャンが左強打を見舞うと一瞬、ジョイスのヒザが揺れる。ジョイスは上下にパンチを散らして挽回を図り、会場を沸かせる。
しかし計量で10キロ重かったヂャンは断続的に左ストレートを浴びせて対抗。ジョイスの右目が悪化していく。5回、左右コンビネーションを決めて見せ場をつくったジョイスに、6回開始前にドクターチェックがかかる。ここは続行されたが、ラウンドの途中で2度目のチェックが入り、右目が完全に塞がったジョイスはストップされた。
暫定タイトルながら金星をあげたヂャン(39)は25勝20KO1敗1分。「これは我々の勝利であるとともに中国の勝利だ」と語り、雄叫びを上げた。今後の成り行き次第で、オレクサンドル・ウシク、タイソン・フューリーへ挑戦する可能性が出てきた。初黒星を喫したジョイス(37)は15勝14KO1敗。
セミのWBC女子ライト級暫定王座決定戦は、ミカエラ・メイヤー(米)が前日代役に抜擢されたルーシー・ワイルドハート(スウェーデン)に10回3-0判定勝ち。前S・フェザー級2団体統一チャンピオンのメイヤーはトータルパンチのヒット数で236-131と上回った。Photos by Queensberry Promotions
■ヘビー級世界王者
WBAスーパー オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
WBA ダニエル・デュボア(英)
WBC タイソン・フューリー(英)
IBF オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
WBO オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
WBO暫定 ヂャン・ヂレイ(中)
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2025年4月21日 8時18分
2025年4月21日 8時08分
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