那須亮祐がランカー対決に快勝 元東洋太平洋ウェルター王者 長濱陸が復帰戦を飾る
2023年4月16日 23時47分
2023年4月16日 21時34分
WBCミニマム級暫定王座蹴って戦が16日、代々木第二体育館の「3150FIGHT vol.5」のメインで行われ、同級3位の重岡優大(ワタナベ)が同7位で元WBO王者ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)に7回25秒KO勝ちした。
サウスポー対決。優大はスタートから力みが目立ち、パンチが空を切るシーンが何度かあった。身長で上回るメンデスはあまり手を出さず、優大の迫力に押されているのか、動きを見極めているのか、静かな立ち上がり。優大のパンチは迫力があるもののミスブローが多い。3、4回はメンデスが右を合わせ、左ストレートを少ないながらもヒット。4回終了時の公開採点は39-7で優大、残り2人が38-38×2とした。
5回、優大は圧力を強めて非力に見えるメンデスに迫っていく。終了間際、離れ際に左ストレートを打ち下ろすとメンデスがダウンした。攻める優大は7回、コーナーに追い込んだメンデスに左ボディを叩き込むと、メンデスがヒザをついてダウン。10カウントが数えられた。
優大は当初、WBC正規王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)に挑戦予定だったが、パンヤがインフルエンザに感染して試合の約2週間前にキャンセル。ピンチヒッターとして急きょ登場したメンデスと暫定王座を争うことになった。
優大はこの日が26歳の誕生日で、弟の銀次朗とともにミニマム級暫定王座を獲得。7勝5KO。メンデスは18勝6KO3敗。メンデスは「優大はもっとくると思ったけどそうではなく、試合が進むにつれて自分のリズムを作ることができた。最後はボラードを防ごうとしてボディをしっかりとらえられた」と語った。
優大は「銀が熱い試合をして、がんばったなと思って感動していた。緊張とプレッシャーは楽しもうと思っていたけど、既に反省モードに入ってます。もっとうまくやりたかった。これから課題。世界チャンピオンを目指してやってきましたけど、ベルトを手にしてここがゴールじゃないと分かった。これからもっと強くなります」とリング上で話した。
◇ヘビー級8回戦
但馬ミツロ(KWORLD3)[TKO1回2分6秒]ナビーン・バーマ(インド)
観衆=4000人
2025年4月19日 19時54分
2025年4月18日 22時06分
2025年4月18日 16時31分
2025年4月18日 16時25分
2025年4月17日 13時07分
2025年4月17日 9時40分