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元ライト級統一王者カンボソス 7.22復帰戦はアメリカでIBF挑戦者決定戦

2023年5月31日 9時40分

 元ライト級統一王者のジョージ・カンボソスJr(オーストラリア=写真)の復帰戦をトップランクが発表した。7月22日、米オクラホマ州ショーニーでマキシ・ヒューズ(英)とIBF同級挑戦者決定戦を行う。

 29歳のカンボソス(20勝10KO2敗)は21年11月、テオフィモ・ロペス(米)を下して3団体統一王者となったが、昨年6月にデビン・ヘイニー(米)との4団体統一戦に敗れて王座陥落。10月のダイレクトリマッチでも敗れた。

 今回はアメリカの大手プロモーション、トップランクと契約して初めての試合。ロペス戦以来となる米国リングで復帰戦が組まれた。IBF7位のカンボソスは「世界最高のライト級ファイターと戦い、自分はさらに優れたファイターになった」とコメントし、成長した姿を見せようと意気込んでいる。

 ヒューズ(26勝5KO5敗2分)はS・フェザー級とライト級でイギリス王座を獲得している33歳のサウスポー。昨年9月に元IBFフェザー級王者キッド・ギャラード(カタール/英)を下している。IBFランキング8位のヒューズは「USAで試合するという私の夢がかない興奮している」と話し、アップセットに意欲を見せた。

 ライト級4団体統一王者のヘイニーは今月20日、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を下して4団体のベルトを守った。次の防衛戦の相手は2階級制覇王者でWBCで挑戦権を得ているシャクール・スティーブンソン(米)らの名前が挙がっている。ただし、階級アップの可能性もあり、その動向から目が離せない。

 同じリングでは東京五輪銀メダリストのプロスペクト、キーショーン・デービス(米)がフランセスコ・パテラ(ベルギー)とライト級10回戦を行う。デービスはデビューから8連勝(6KO)中。元ヨーロッパ王者のパテラは28勝10KO3敗のベテランだ。

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