メイン昇格の中里陽向が星野凌に快勝TKO 六島ジムの後楽園興行

27日、後楽園ホールでは大阪の六島ジムがDANGANと共催し「You will be the champion 31 & DANGAN」が行われた。メインの54キロ契約8回戦は、日本バンタム級11位の光富元(六島)が前日計量に失格し、岸部久也(角海老宝石)との試合はキャンセルとなった=観衆1100人=

かわってセミからメインに昇格したフェザー級8回戦は、中里陽向(六島)が星野凌(JBS)に5回27秒TKO勝ち。

サウスポー中里の落ち着いたボクシングが光った。立ち位置や攻め口をしきりに変える星野の動きにつられず、左ストレート、右フックのタイミングを早々につかむ。2回終了間際には踏み込んでねじ込むような左でダウンを奪った。

星野もエネルギッシュに左右フックを振って対抗。中里はその打ち終わりなどにボディーや右フック、左ストレートで主導権をキープ。

迎えた5回、左でチャンスメークした中里はもう一度左を追撃。ぐらついた星野はダウンを拒否したが、岡庭健レフェリーがここで試合をストップした。

急きょメインの大役を務め、期待に応えた中里は「これでもし負けてしまったら六島興行が東京でできなくなってしまうとも考えたので、勝ててよかった。またここに戻ってきて、気持ちのいい勝ち方をしたい」と語り、拍手を浴びていた。中里は2勝1KO1分。星野は7勝3KO6敗3分。

■大原、金子ともに初回TKOデビュー
フェザー級6回戦はアマチュア10勝7敗で東京出身の大原寧王(六島)がプロデビュー。タイのアタノン・クンラウォンに開始38秒TKO勝ち。左ボディーから顔面へのフック2段打ちできれいにしとめた。

また54キロ契約6回戦でプロデビュー戦に臨んだ金子暖東(はると=鴻巣茂野)はタイのナッタポン・マノーノームから2度ダウンを奪って初回2分54秒TKO勝ち。サウスポーの金子はアマチュア51勝8敗の元高校選抜王者。デビュー戦勝利を得たものの、前日計量で500グラム・オーバーだった。

■IBF暫定王座戦待つ西田凌佑がトークショー
またこの日のリングには元IBFバンタム級チャンピオンの西田凌佑(六島)が上がり、後楽園のファンの前でトークショーを行った。西田の六島ジムは先だってサム・グッドマン(豪州)とのIBF・S・バンタム級暫定王座決定戦入札に勝ったばかり。西田は「発表を楽しみにしてほしい。決まれば必ず獲りますんで」と語り、喝さいを浴びた。ファンの質問にも応じ、丁寧に回答していた。

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